テンクーなど6社を表彰:大学発ベンチャー表彰2019

2019/08/30 イベント
大学発ベンチャー表彰 記念撮影する受賞関係者ら

 科学技術振興機構(JST)と新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)は8月29日、東京都江東区の東京ビッグサイトで「大学発ベンチャー表彰2019」の表彰式を開催した。がんのゲノム医療向けソフトウエアを開発したテンクー(東京都文京区)の西村邦裕社長に文部科学大臣賞、高効率発光の次世代有機ELを開発するKyulux(福岡市西区)の安達淳治社長に経済産業大臣賞を贈るなど、ベンチャー企業6社を表彰した。

 選考委員会の松田修一委員長(早稲田大学名誉教授)は「6社とも世界で戦える大学発ベンチャーのロールモデルとして期待できる」と講評した。来賓として登壇した磯﨑仁彦経済産業副大臣は「大学発ベンチャーは2000社を超え、60社が上場した。卓越した技術とビジネスセンスで世界に大きく羽ばたいてほしい」と激励した。白須賀貴樹文部科学大臣政務官は「イノベーションの担い手として起業の重要性はさらに高まる」と指摘した。

 大学発ベンチャー表彰は今年で6年目。今後の活躍が期待される優れた大学発ベンチャーを表彰するとともに、その成長に寄与した大学や企業も表彰するのが特徴だ。2017年度からは、経営者が40歳未満・設立3年以内の企業で、将来大きな活躍が期待できる企業を対象とした「アーリーエッジ賞」を新設している。

 受賞企業6社は次の通り(カッコ内は支援大学・企業など)。
【文部科学大臣賞】テンクー・西村邦裕代表取締役社長(東京大学医学部・織田克利准教授)
【経済産業大臣賞】Kyulux・安達淳治代表取締役社長(九州大学最先端有機光エレクトロニクス研究センター・安達千波矢センター長、QBキャピタル・坂本剛代表パートナー)
【科学技術振興機構理事長賞】エディットフォース・小野高代表取締役社長(九州大学農学研究院・中村崇裕准教授、KISCO・岸本剛一代表取締役社長)
【新エネルギー・産業技術総合開発機構理事長賞】Icaria・小野瀬隆一代表取締役CEO(名古屋大学大学院工学研究科・安井隆雄准教授、ANRI・鮫島昌弘パートナー)
【日本ベンチャー学会会長賞】=KORTUC・松田和之代表取締役(高知大学・小川恭弘名誉教授、英国立Marsden病院・John Yarnold教授)
【アーリーエッジ賞】ピクシーダストテクノロジーズ・落合陽一代表取締役CEO(筑波大学国際産学連携本部・内田史彦本部審議役)

中小企業ニュース編集部

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