キーワードは「任せる」、働き方改革の本質と課題探るセミナー:中小機構

2019/07/12 支援
not set 講演する奥村氏

 中小機構は7月11日、東京都港区の本部で中小企業大学校虎ノ門セミナーを開催した。中小企業が直面すると想定される最新の経営課題に対する情報をタイムリーに提供するセミナーで、同日は「『働き方改革』では『働き方を改革できない』!?働き方改革の本質と課題」と題し、新事業創造育成実務集団あきつグループ代表で社会保険労務士の奥村禮司氏が講演。中小企業経営者ら約60人が参加した。

 講演で奥村氏は「働き方改革は残業削減ではない。いま多くの会社では残業した方が得な制度になっており、会社が社員に残業削減を求めれば、社員は兼業・副業に走ってしまう。残業しないで早く帰った方が得な制度をつくるべきだ」と表明。労働基準法で規定された事業場外労働による「みなし労働時間制」をテレワーク、在宅勤務にも取り入れ、業務指示などをせずやり方を社員に任せて仕事に集中してもらうことを提案した。

 そのうえで「働き方改革の本質は、多様な働き方を選択できるしくみを作ること。課題は自ら“働き方”を考える自立した社員の育成で、そのためには社員を信じて任せることだ」と締めくくった。

中小企業ニュース編集部

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