建設・設計・施工関連業者が最新工法や製品をアピール:非住宅建築フェア2019

2019/06/10 イベント
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 6月6日から7日の両日、東京都江東区の東京ビッグサイト青海展示棟で「非住宅建築フェア2019」を開催した。建設・設計・施工関連の中小企業など107社が出展し、最新工法や市場動向に即した製品をアピールした。

 エアコンの「風」に代わり、「遠赤外線」の輻射・放射による無風の冷暖設備を展示したのは光冷暖(福岡市)。室外機で冷やしたり、暖めたりした循環水を室内に設置したパネルに流すことでパネルから出てくる遠赤外線が室内の温度を調整する。「夏は洞窟のようなヒンヤリ感、夏は陽だまりのような暖かさです」と同社の彰吾お客様係主任。戸建て住宅のほか、体育館や病院など全国で約1400件の導入事例があり、無風のため埃が舞い上がらず、アトピーや花粉症に悩む人にも好評という。

 建物の外壁に難燃性で雨や紫外線に強いネットを張り巡らせたり、手すりのステンレス製の剣山を置いたりと、マンションのベランダや駅構内などに飛来する鳩を撃退するノウハウを紹介したのは日本鳩対策センター(東京都杉並区)。親会社は大規模修繕を得意とするビルメンテナンスの会社で、東京西センターの方山博貴氏は「鳩の習性を熟知した施工技術が売り物です」と強調した。

 漆喰の表面に不織布をコーティングした壁紙を提案したのはFLトクヤマ(東京都港区)。角度のある下地でも不織布が保護層になり漆喰を壊さずに施工できる。漆喰が乾いたら布を剥がして完成だ。東伸彦技術課長は「空気中の二酸化炭素を吸収して表面が硬化する漆喰は長持ちする」と話す。近年、漆喰専門の左官職人が減少していることもあり、個人住宅のほかホテルや空港などの公共施設にも多数使われているという。

中小企業ニュース編集部

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