軽減税率・キャッシュレス化の円滑導入へ:全国8ヶ所で推進フェア開催

2019/06/07 イベント
軽減税率・キャッシュレス対応推進フェア 補助金制度を説明する中小機構の担当者

 今年10月に予定されている軽減税率制度と消費者還元事業が円滑に進むよう関係機関が動き出した。経済産業省、 中小企業庁、日本能率協会は6月4日、5日の両日、中小機構などの後援で東京都千代田区の東京国際フォーラムで軽減税率・キャッシュレス対応推進フェアを開催。中小企業の経営に役立つ有識者による講演のほか、レジ・券売機メーカーやキャッシュレス決済事業者によるブース出展、軽減税率対策のためのレジ・システム補助金の申請サポートコーナー設置などで中小事業者の支援に努めた。

 メインステージではキャッシュレス推進協議会の福田好郎常務理事が「キャッシュレス化の付加価値と最新動向」を基調講演。クレディセゾンの松本憲太郎東京支社長がキャッシュレス導入のメリットを、ロイヤルゲートの梅村圭司社長がセキュリティ対策を紹介。国税庁の田代浩氏が軽減税率制度を説明。中小機構の前田和彦課長が軽減税率制度に対応したレジの入れ替えや新規導入するためのレジ・システム補助金について説明した。

 シャープ、PayPay、Usenなど同フェアに出展したレジやキャッシュレス関連事業者が自社製品やサービスをプレゼンレーション。デモ端末を使って実際にキャッシュレス決済の体験ができるコーナーや、軽減税率対策のための補助金に関する相談コーナーも来場者の人気を集めた。

 同様のフェアは6月10日の広島国際会議場など全国7カ所でも開催される。10月から飲食料品などに軽減税率が適用されるため、小売や飲食店では複数税率に対応できるレジの導入が必要になる。対象店舗でキャッシュレスの支払いをした人にポイントが還元される制度も始まる。中小機構などはフェアを通じて軽減税率対応のレジ切り替えなど具体的行動に至っていない事業者や、キャッシュレス化がよくわからないという事業者に周知徹底を図りたい考えだ。詳しくはhttps://regi-cashlessfair.jp/place/tokyo.htmlへ。

中小企業ニュース編集部

関連記事

最新ニュース/記事一覧

back to top