織物の魅力 94社が発信:高品質テキスタイル商談会

2019/05/23 イベント
not set 各社力作を出展

 アパレル産業関係者で構成する日本ファッション・ウィーク(JFW)推進機構は5月21・22の両日、東京都千代田区の東京国際フォーラムで、多彩で高品質な織物を提案する展示商談会「プレミアムテキスタイルジャパン2020春夏」を開催した。中小機構、経済産業省、日本貿易振興機構などの後援。国内外の繊維関係企業94社が出展し、多数のバイヤー、デザイナーらとの商談などで賑わった。

 森川レース(福井市)は、ラッセルレース編機を駆使して織り味やビンテージ感を表現する独自の生地ブランド「アンダンテ」を今年2月に立ち上げた。ラッセルレースの代表格は透け感のある花柄だが、同社はダメージ感や、ほつれなどを演出した多様な生地を創作している。

 近年は、アジアに生産拠点を移したアパレルメーカーなどが、コンピューター制御の最新鋭マシンで量産する定型的な柄が逆輸入されて主流となっている。森川英樹代表取締役は「日本製レースの存在価値が薄れている中、ラッセルレース編機を熟練の職人が操作して紡ぎ出す独特の質感を活かして新たな生地をデザインしている。森川レースの魅力を堪能してほしい」と語った。

 田中刺繍(新潟県五泉市)は、複数の糸を撚り合わせて紐に編み上げるコード刺繍技術を強みとしている。糸の色や太さなどのバリエーションから編み出せる紐の種類は、事実上無数にある。営業企画担当者は「刺繍の技術や豊富なデザインのPRで出展した。コード刺繍をはじめビーズ、スパンコールなど当社の多様な刺繍加工技術を伝えたい」と話した。同社は平成26年度の「ものづくり補助金」に採択され、ビーズ刺繍による新企画商品の試作開発と国内・外販路開拓に活用した。

中小企業ニュース編集部

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