昭和の成功体験捨て、多様性意識したマネジメントを:東商セミナー

2019/05/22 イベント
not set 「イクボス」への変身を説く安藤氏

 東京商工会議所は5月22日、東京都豊島区の「としま産業振興プラザ」で、個を活かすダイバーシティ経営~幸せ社員が増えれば、企業も成果も変わる~と題したセミナーを開催した。講師はNPO法人ファザーリング・ジャパンの安藤哲也代表理事。参加した40社・46人の中小企業管理職を前に、育児休暇の取得促進など多様性を意識したマネジメントの必要性を強調した。

 安藤氏は「仕事だけでなく余暇や家族との時間を大切にするなど、働く人の価値観が変わってきており、昭和の成功体験でマネジメントをしていると優秀な人材は確保できない」と指摘。「経営者や管理職は、遅くまで会社にいるだけの長時間労働と、自分がいなくては仕事が回らないという思い込みを止めることだ」と語り、まず管理職の意識改革が必要とした。

 そのうえで「働き方改革とは労働時短ではない。自律型社員の創出で生産性を上げ、メンタルヘルス問題やハラスメントを予防し、従業員の個を活かすマネジメントのことだ」と表明。「上意下達のピラミッド型ではなく、会社と個人が信頼感で結ばれたフラット型が望ましい。令和の時代は個人ではなくチームで成果をめざすべきだ」と語った。

中小企業ニュース編集部

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