最新のAI技術を紹介:AI・業務自動化展を開催

2019/05/09 イベント
業務自動化展 多数の来場者で賑わった

 最新の人工知能(AI)技術を紹介する展示会「第2回AI・業務自動化展」(リードエグジビションジャパン主催)が5月8日、東京都江東区の東京ビッグサイト・青海展示棟で開幕した。ディープラーニング(深層学習)や自然言語処理、チャットボットなどを活用した技術が集結。併催する「第24回ビッグデータ活用展」などとともに10日まで開かれる。

 AI sales(エーアイセールス、東京都中央区)は、顧客のクレ-ムをAIで早期発見する「AIクレームチェッカー」を開発・販売する。社内担当者が顧客から受け取るメールをAIが自動検知し、1通ずつクレーム危険指数を付与することで、顧客の不満足状態を見える化する。すでに約50社に納入しており、手嶋健晴執行役員は「100万件のメール文章を学習したAIにより、属人的な営業組織を脱して売上増につながる」と強調した。

 東京システムズ(東京都渋谷区)は、サンマを撮影するだけでAIが美味しさを5段階で判定する携帯機器向けアプリ「さんまソムリエ」を開発。「目」「口」「魚体」の3カ所の状態を分析する。開発した新規事業推進部の宮城周氏は「AI研究開発の一環で、今のところ商品化の予定はない」と話すが、今後アジやサバなど判定可能魚種を増やす方針だ。

 Nint(ニント、東京都新宿区)は、「楽天」「アマゾン」「ヤフー」の3大EC(電子商取引)モールで非公開の競合ショップの売り上げなどを推計できる分析サービスを提供する。マーケティング本部の馬莉氏は「中国の大手ECモールから過去9年間で収集した実売データを基に、日本のECモールの公開データや特徴を加味したAIアルゴリズムを構築した」と話し、売れ筋や取引先の選定・動向把握にも有効だという。

 東京大学発ベンチャーのストックマーク(東京都港区)は、「新人・即エース」をキャチフレーズとした営業支援ツール「Asaies」を提案。AIが日報や商談メモから、なぜ受注できたか、失注したかを解析し、新人でも顧客のニーズに応じた提案が可能になるという。真嶋博巳プロジェクトマネージャーは「営業の勝ちパターンを全員にもたせられる」とアピールした。

中小企業ニュース編集部

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