地域未来牽引企業サミットin新潟を開催:経産省

2019/03/18 イベント
地域未来牽引企業1 世耕経産相から選定証を受け取る企業トップら

 経済産業省は3月16日、新潟市中央区のANAクラウンプラザホテル新潟で「地域未来牽引企業サミットin新潟」を開催した。地域経済のけん引役として選定した地域の中核企業「地域未来牽引企業」と産業支援機関が一堂に会し、連携により新たなビジネスの創出と地域経済を活性化させるのが狙い。世耕弘成経済産業相や高田坦史中小機構理事長をはじめ、全国から選定企業の代表者や支援機関関係者ら約700人が参加し、交流を深めた。

 地域未来牽引企業は2017年12月に第1弾として全国で2148社を選定。2018年12月にさらに1543社を選定しており、今回のサミットは追加選定企業が参加した。サミットの開催は2018年4月の福島県会津若松市、同7月の熊本市に続き3回目となる。

 世耕経産相は「新潟県は地域未来投資促進法の事業計画の承認数で全国トップであり、金属加工や航空機産業など産業振興に熱意を持って取り組んでいる」と開催地を選んだ理由を披露した。「第1次の選定企業からは、信用力が増して取引や人材採用が円滑化し、新規商談や新製品開発につながったと評価されている。補助金や税制・金融面などでさまざまな支援メニューを用意しており、これらをフル活用して地域経済を引っ張ってほしい」と期待を表明した。

 来賓として出席した花角英世新潟県知事は「航空機やAI(人工知能)など新分野に挑戦する取り組みが活発化している。日本の未来を担う新たなネットワークができることを期待する」とあいさつ。中原八一新潟市長は「平成を通じて価値観やビジネスのあり方は大きく変化した。地域・分野を越えて新たなビジネスが生まれることを期待したい」と述べた。

 続いて、同未来企業を選定した有識者委員会の坂田一郎委員長(東京大学大学院教授)が基調講演し、同未来企業の趣旨と選定基準、期待する企業像などを説明。同未来企業のロゴマークを作成した田川欣哉氏が、ロゴマークの意味などを紹介した。その上で、世耕経産相が各地域の選定企業の代表者に選定証を手渡した、

地域未来牽引企業2 最後に産業支援機関トップが登壇。高田理事長は中小企業と大手・海外企業とのマッチングサイト「ジェグテック」や、サポイン事業に関する支援、中小企業大学校によるウェブ活用型研修「ウェビーキャンパス」、ファンドを通じた地域未来牽引企業への資金供給などを説明し、「AIを活用してスマートフォンからいつでも経営相談ができるシステムも昨日からスタートさせた」とPRした。

 このほか商工中金の関根正裕社長、産業技術総合研究所の中鉢良治理事長、日本政策金融公庫の吉野恭司専務、日本貿易振興機構(ジェトロ)の赤星康副理事長が、各機関の支援メニューを説明した。

中小企業ニュース編集部

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