「持続的発展へ企業価値向上努力を」高田理事長が講演:中小機構

2019/02/22 イベント
not set 講演会の様子

 中小機構中部本部は2月22日、名古屋市中村区のホテルで「中小企業経営者のための経営セミナー」を開催した。今年3月末で任期が終了する高田坦史理事長が登壇し、「ゴーイングコンサーン~今こそ未来に向けたアクションを~」と題して中小企業が持続的に発展するための方策を講演。中部本部と関係の深い中小企業関係者が約90人参加した。

高田理事長 高田理事長はまず日本経済の現状について「人口減で生産力や需要が不足し、為替の影響で価格競争力が落ち、効率の悪い生産性が原因で停滞している」と指摘。「人口減と為替はコントロールが難しいが、生産性は取り組み方で十分向上させることができる」と表明した。

 そのうえで中小企業が直面している課題として人手不足、生産性の向上、事業承継の3点を挙げ対応策を列挙。人手不足は「女性、シニア、外国人材の活用に加え、若者が住みやすく働きやすい地域づくりが重要」とした。生産性向上では「IoT、AI、ロボットなどを活用する一方、海外など成長市場への進出努力が欠かせない」と語り、事業承継では「後継者の育成に早期に取り組むほか、売上・利益の拡大やSDGs(国連で採択された持続可能は開発目標)への対応で企業価値を向上させることだ」と述べた。

 最後に「企業は社会の公器であり、永続させなければならない」との認識を強調。「数値化された目標(Plan)、具体的な行動(Do)、進捗の確認(Check)、適切な見直し(Action)のPDCAを繰り返し行うことでスパイラルアップを図るべきだ」と語った。

 続いて中部経済産業局の鶴巻正美中小企業課長が「中小企業・小規模事業者支援施策について」を講演した。

中小企業ニュース編集部

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