原材料から物流まで、化粧品開発展に2万5000人:リード エグジビション ジャパン

2019/02/04 イベント
not set 会場は多くの来場者で賑わった

 第9回化粧品開発展(COSME Tech2019)が1月30日から2月1日まで千葉県美浜区の幕張メッセで開催された。原料開発から物流まで化粧品に関するあらゆる製品が出展された専門展で、35カ国・780社が参加して様々な商談が行われた。併催した第7回国際化粧品展、第2回国際健康食品・美容食品EXPOと合わせ、会期中の来場者は2万5000人を上回った。

 出展された化粧品は約2万3000点。こんにゃく、酒粕、金箔まで、ありとあらゆる原材料が用いられていたが、会場の人気を集めていたのは化合物を使わないオーガニック(有機栽培)素材をもとにつくられた化粧品だった。

 プラザハウス(沖縄市)はオリーブオイルを原料にしたイスラエルのスキンケア化粧品「オレアエッセンス」を出展した。「オリーブの実からオイルを精製し、皮などの残留物から取り出したオリーブウォーターで化粧品や家庭用洗剤をつくり、さらに余ったものはバイオ処理で土に返すという循環型農業を提唱するメーカー」と同社の外商推進部・松田美乃さん。自然に近い場所で暮らしを大切にしている沖縄から販売してほしいと先方から打診があり、販売代理店契約を結んだという。「Eコマースを中心に販売していく」方針だ。

 化粧品開発に役立つテクノロジーや機器をアピールするメーカーも多数参加した。テクノ・ハシモト(奈良市)は3軸のフォースセンサーを搭載し、押し込み荷重を制御しながら残りの荷重が計測できる「フリクションテスター」を出展した。ファンデーションの伸び感を測るには、化粧用のスポンジを一定の力で何度も押し付けなければならないが、人の手では力加減にばらつきが出る。「モノの表面の滑らかさを計測し、再現性の高い動作ができる」と橋本眞宏代表取締役。口紅や固形石鹸などにも応用可能で、「化粧品メーカーに売り込みたい」と話した。

中小企業ニュース編集部

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