木津高校(京都府)がグランプリ獲得:日本公庫主催・高校生ビジネスプラン最終審査会

2019/01/15 支援
not set 審査発表前に行われた高校生と寺尾バルミューダ社長との質問会

 日本政策金融公庫(日本公庫)は13日、第6回「創造力、無限大∞高校生ビジネスプラン・グランプリ」の最終審査会を東京・文京区の東京大学本郷キャンパス伊藤謝恩ホールで開催した。過去最多となった応募数4359件(396校)から選ばれたファイナリスト10組が、独自のアイデアで創り上げたビジネスプランを審査員にプレゼンテーションした。

 グランプリに輝いたのは、京都府立木津高校の3人。「階段は健康寿命の架け橋」をタイトルに階段の昇降により運動不足解消と健康増進を図ろうとする人向けに専用アプリを開発するプラン。審査では日常生活の中で見落としていたことに着目した発想が高く評価された。

 準グランプリは、栃木県立鹿沼南高校のトマト農家向け手指洗浄剤を開発販売する「農業女子のための」が選ばれた。審査員特別賞は、徳島県立阿南工業・阿南光高校の「バンブービジネス」、大阪市立鶴見商業高校の「訪問演奏(演技)紹介センター」、洗足学園高校(神奈川県)の「人間の敵『G』が悪者からヒーローに?!」の3校が受賞。それぞれに賞状と奨励金が贈呈された。

 開会に際し挨拶した日本公庫の田中一穂・代表取締役総裁は「当公庫は、創業支援に重点を置き年間28000件の創業融資を実施している。この経験とノウハウを教育の場に還元する目的で開催してきた。創業は若いうちに行動すべき、失敗しても立ち直り成功する確率が高いと専門家から聞く。自信を持ち堂々と取り組んでほしい」と語った。

 最終審査会では、IT活用により社会課題の解決を図るアイデアや地域資源の活用、インバウンドへの対応などをテーマにした高校生ならではの多様性と創造力に溢れるプランが発表された。また、特別講演として扇風機、トースターなど家電機器を開発販売するバルミューダの寺尾玄代表取締役社長が自身の起業体験を話した。

中小企業ニュース編集部

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