小さくても偉大な価値創出を:新春座談会・中小機構

2019/01/04 特集
not set 左から 島本フラワーハウスおむろ代表取締役、宮﨑陣屋代表取締役女将、高田理事長

 2019年の日本経済は戦後最長を更新する勢いの景気拡大局面にあるが、中小企業が直面する人手不足や事業承継問題は深刻さを増している。だが、規模が小さくても大きな価値を生み出せるのが中小企業の特長でもある。倒産寸前の老舗旅館をIT活用で建て直した宮﨑知子陣屋代表取締役女将と、ミニ盆栽のネット販売で海外需要を獲得した島本壮樹フラワーハウスおむろ(京都花室おむろ)代表取締役を招き、中小機構の高田坦史理事長と課題克服策を話し合った。

 座談会の冒頭で、高田理事長は、日本は15歳から64歳までの生産年齢人口が減り続けていること、とくに中小企業の経営者は後継者不足に直面しており廃業してしまうリスクが高まっていると説明。「人手不足のなか、売り上げを維持・拡大する生産性革命が課題だ」と指摘した。

 宮﨑氏は「社内業務が見えるシステムを構築し、予約管理から経営分析まで一元管理して生産性を上げている」と自社の事例を紹介。同社の管理システムを同業他社に販売しているほか、同業者同士で助け合い、リソース(資源)を交換する新事業にも着手していると話した。

 島本氏は「日本の国内市場は縮小しているが、海外は伸びており、成長のスピードも早い」と指摘。「いまはブランド力向上に注力し、シンガポール中心にやっている、今後はベトナムやタイなどにも横展開していきたい」と意欲を示した。

 新春座談会の全文はこちらから

中小企業ニュース編集部

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