インバウンド対応力でセミナー:東商

2018/12/06 イベント
インバウンド対応力でセミナー 東商 「理解しようという気持ちが大切」と坂口氏

 東京商工会議所北支部は12月5日、東京都北区の北とぴあ会議室で「もう外国人は怖くない!インバウンド対応力向上セミナー・初級編」を開いた。中小企業診断士でIS経営コンサルティング(東京都荒川区)の坂口到代表取締役が、小規模店舗でもできる外国人集客方法や外国語ができなくても接客できる方法を紹介した。

 坂口氏はまず、ここ数年で訪日外国人(インバウンド)が激増し、リピーターも増えている現状を話した上で、すし、てんぷら、すき焼きといった伝統的な日本料理だけでなく、ラーメン店や居酒屋といった普通の飲食店にチャンスが訪れていると説明。交通手段や宿泊は事前に予約するのが大半なのに対し「飲食店は訪日後に店舗を決めるケースが大半であり、誘客手法が重要となる」と述べた。

 具体的には①メニューや看板に外国語と料理の写真を表示②食べ方を絵などで図解(例えばつけめん)③口コミサイトへの登録④SNSでの情報発信⑤外国語フリーペーパーへの広告出向⑥多言語対応の自社サイト構築―などを挙げた。特に外国語と料理の写真を表示したメニューがあれば、指差しだけで接客できるメリットを強調した。

 外国人観光客が抱く不満点として、「歓迎されていない印象を受けた」「話しかけると逃げられた」「食べ方が分からず困ったのに教えてくれなかった」を列挙。解決策として、東商が作成した英語、韓国語、中国語の接客例文ファイルを指差して接客したり、スマートフォン用翻訳・発話ソフトを活用したりする方法を提案した。シンガポールやタイ、スペイン、大阪などで見かけた好事例も紹介した。

中小企業ニュース編集部

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