つくば発ベンチャーがプレゼン:関東経産局、中小機構、つくば研究支援センター

2018/11/09 イベント
つくば発ベンチャーがプレゼン 会場からの質問に答える伊藤氏

 経済産業省関東経済産業局と中小機構、つくば研究支援センター(茨城県つくば市)は11月8日、東京都千代田区のビジネス創発拠点TIP*Sで、「つくば発!研究開発型ベンチャー企業ミートアップ」を開催した。学術・研究都市として知られるつくば市を本拠地とするベンチャー企業4社が自社の技術・製品をプレゼンテーションし、来場したベンチャーキャピタリストや金融機関、大手企業関係者らにアピールした。

 AGREEは全国の医師をシェアし、医師不足や都市部への偏在問題の解決を目指す医師相談アプリケーション「LEBER」を発表した。スマートフォンなどから気軽に医師に相談し、症状に合った市販薬や医療機関を紹介するもので、現在は67人の医師が登録し、最速3分で回答するという。従業員向け福利厚生サービスとして年初に営業を開始し、現在までに法人21社が契約・利用している。伊藤俊一郎代表取締役は「従業員の家族の相談にも対応しており、健康経営の観点から採用をお願いしたい」と訴えた。

 ラスケーズは産業技術総合研究所の研究成果を活用し、歯科医院内で歯周病菌の種類・量が測定できる即時分析装置を開発している。現状の遺伝子検査は歯科医院内で唾液などを分析会社に郵送し、結果が出るまで1週間程度かかるのに対し、約1時間で結果を出す。分析価格も今の1~2万円から約5000円に下がる。原雄介取締役は「歯周病はさまざまな疾患を誘発する恐ろしい病気であり、初診で行う作業への組み込みを狙う」と語った。

 このほか、見たいところを好きなだけ高速にスキャンでき、自動運転やロボットビジョンのセンサーとして有望なソリッドステート・ワープスキャナーなどを開発するSteraVisionの上塚尚登代表取締役社長と、異音を検知して防犯分野や製造設備の検査・故障予測などに応用するHmcommの増田拓也氏が、それぞれ事業を説明した。

 ベンチャー企業ミートアップは、地方発のベンチャーと東京圏の投資家・金融機関などを結びつけ、成長を後押しするのが狙いで、関東経産局と中小機構が2015年度にスタート。「つくば発」に特化した同イベントは、昨年に続き2回目となる。

中小企業ニュース編集部

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