ECサイト構築でセミナー:はじめの一歩委員会、中小機構

2018/10/04 イベント
はじめの一歩委員会 ECサイト構築の心構えを説明する山下氏

 中小企業向けにインターネット活用の第一歩を応援する「はじめの一歩委員会」と中小機構は10月3日、東京都港区の中小機構会議室で「ネット利活用はじめの一歩セミナー」を開いた。委員長であるペライチ(東京都渋谷区)の山下翔一社長ら4人がECサイト構築について解説したほか、委員会に所属するITベンダー8社がブースを設け、参加した中小企業経営者ら約70人の質問・相談に応じた。

 山下氏はまず、成功する企業と失敗する企業の違いとして「本気度」と「お客さま視点」を挙げ、売れる仕組みを作ること、売り上げを構成する基本公式を理解することが重要だと指摘した。その上で、「ネットは手法でしかない。リアルでもネットでも考え方は同じであり、基礎を理解することが大事だ」と話した。

 次にGMOメイクショップ(東京都渋谷区)の担当者がECサイト・ショップ設計の流れについて説明した。アマゾンや楽天などのECモールと自社サイトの違いや、システムの選定の仕方、構築にあたってデザイン制作が最も重要になるなどを指摘した。

 ジャックス・ペイメント・ソリューションズ(東京都品川区)の担当者は、ネット通販を始める際の決済方法選定の重要性について指摘。「お客様が希望する決済方法が用意されていないと、約67%が購入せずにサイトを離脱する」と述べた。その上で、未収リスクがゼロで運用が簡単な「クレジットカード」「ログインID決済」「後払い」の3種類の決済方法を勧めた。

 最後にアイフラッグ(東京都港区)の担当者は、ECショップ運営の中身を説明した。ネット販売を開始後は、「集客」「接客」「再来訪」の3つの施策が重要だとし、それぞれ具体的な手法を解説した。

 はじめの一歩委員会は、ネット系企業136社と650社の中小企業、55の金融機関、経済団体、中小支援機関などで組織する「中小・地方・成長企業のためのネット利活用による販路開拓協議会」(東京都千代田区)の委員会の一つ。ネット系企業20社と中小機構が参加しており、中小企業のネット活用への第一歩を応援するための情報交換や研究に取り組んでいる。

中小企業ニュース編集部

関連記事

最新ニュース/記事一覧

back to top