伝統工芸から最新技術まで幅広く:東信保「江戸・TOKYO技とテクノの融合展」

2018/10/03 イベント
江戸トウキョウ技とテクノの融合展 伝統工芸ブースも賑わった

 東京信用保証協会は10月2日、東京都千代田区の東京国際フォーラムで中小企業総合ビジネスフェア「第12回江戸・TOKYO技とテクノの融合展」を開催した。伝統工芸から食品、製造業、情報通信技術などの最新技術まで幅広い分野から約290の中小企業や団体が出展し、製品・技術をPR。1万人超のバイヤーらと新規取引先の開拓や事業連携で多数の商談を繰り広げた。

 ソリューション提供の光和インターナショナル(東京都港区)は、ホワイトボード用のペンで書き消しできる白と透明のシートを出展した。事務所や住宅の壁などに静電気で貼り付けられて、書いても裏写りしない。白いシートは一般的な会議用、透明のシートは地図の上から貼って書き込むことで自治体の防災訓練などの需要があるという。細貝昌光取締役は「近年の自然災害の影響で防災備蓄品としての需要が伸びてきた。知名度向上に努めて需要を拡大したい」と話した。

 金属製品メーカーのアートランド(東京都荒川区)は、手のひらサイズのインテリア向け錫製分骨カプセルをPRした。内蔵されている球体の空洞部分に粉体化した遺骨の一部を納める手元供養の新しい形。中小機構の販路開拓支援を受け、重要が低迷する仏壇の代替品として開発したという。林文雄代表取締役は「主力の賞杯制作で培った技術で他に類を見ない商品を開発していきたい」と語った。

 江戸節句人形の松菊(東京都葛飾区)は、伝統的な市松人形を出展した。衣装の着せ替えで季節や行事を問わず年中鑑賞できる。伝統工芸士の菊池明治代表取締役は「昔からあるものだが、最近は市松人形自体を知らない人も珍しくない。手作りの良さを再認識してほしい」と話した。

 中小機構関東本部、経済産業省関東経済産業局、中小企業庁などが後援した同展では、大手芸能プロダクションと連携した商談企画も実施した。アニメーションキャラクターなどのコンテンツを活用した版権ビジネスや海外展開の促進策。版権ビジネスに関する相談ブースも設けて、専門的な支援に努めた。

中小企業ニュース編集部

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