経営後継者研修がスタート:中小企業大学校東京校

2018/10/03 イベント
経営後継者研修開校式 研修生を激励する今野校長

 中小機構が運営する中小企業大学校東京校(東京都東大和市)は10月1日、同校で「第39期経営後継者研修」の開講式を行った。北は青森県から南は熊本県まで、将来の経営者を目指す研修生24人が参加。2019年7月までの10カ月間にわたる全日制研修がスタートした。

 受講者の内訳は男性22人、女性2人で、女性の受講は2期連続。兄弟での受講は3期連続、親子2世代の受講は7期連続となる。今野高校長は「この研修は、単に教える場ではなく、自ら考えて育つ場を提供するものだ。自社を分析し、自社をどうするか徹底的に考えるとともに、一生の財産となる仲間たちとの合宿生活を楽しんでほしい」とあいさつした。

 続いて、有村紙工(埼玉県三芳町)の有村将氏が「中小企業は日本経済の活力の源泉として期待されており、我々に課せられた役割は大きい。優れた経営者を目指して実り多い研修になるよう努力したい」と、研修生を代表して誓いの言葉を述べた。

 開講式後は、33年前にこの研修を受けた重永忠・生活の木(東京都渋谷区)代表取締役社長CEOが「新しい時代を創る後継創業者へ贈るメッセージ」と題して記念講演を行った。初代の祖父は写真館、2代目の父は陶器業、3代目の自身はハーブ・アロマテラピー事業を創業・事業転換してきた自社の歴史を披露した上で、「何も変わらなければ企業の寿命は30年と言われる。単なる後継者ではなく、時代の変化に対応して自社を進化させる“後継創業者”になってほしい」と述べ、研修生にエールを贈った。

中小企業ニュース編集部

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