地方発ベンチャー4社が事業発表:関東経産局、中小機構関東

2018/08/10 イベント
地方発ベンチャーミートアップ 会場からの質問に答えるAssistMotionの橋本氏

 経済産業省関東経済産業局と中小機構関東本部は8月9日、東京都千代田区のビジネス創発拠点TIP*Sで、第23回「地方発!ベンチャー企業ミートアップ」を開いた。地方のベンチャー企業が東京でプレゼンテーションし、東京圏のベンチャーキャピタルや金融機関、大企業などとのネットワーク構築を促す試み。約70人の参加者を前に、ベンチャー企業4社が事業内容を発表した。

 週休3日(浜松市中区)の永井宏明代表取締役は、新しい働き方の選択肢として「週休3日正社員」を提唱し、第1弾として薬剤師の人材紹介を行う。以前に介護施設長として介護現場の過酷さに直面し、週休3日で給与は20%減という選択肢を導入したところ、総人件費は増えない一方で、従業員の離職率は以前の20%から7%以下に激減した。「心身ともに余裕と活力が生まれ、サービスの質も高まる。医療介護分野の長時間労働を解決したい」と強調した。

 信州大学発ベンチャーのAssistMotion(長野県上田市)は、高齢者や障害者の歩行をアシストするロボットを開発。人の自然な動きをセンサーで読み取り、それに合わせて補助する同調制御法を組み込んでおり、他の装着型ロボットに比べて軽くて動きやすいのが特徴だ。橋本稔代表取締役は「国内唯一の繊維学部から生まれた〝着る〟感覚で使えるロボット」とアピールした。

 このほか、金属表面に隆起微細構造を形成し、プラスチックと直接接合する異種材料接合技術を開発した輝創(名古屋市守山区)と、タブレット端末で簡単なゲームを5分間程度楽しむことで、認知症を「見える化」するツールを開発したトータルブレインケア(神戸市中央区)の代表者がそれぞれ発表した。

中小企業ニュース編集部

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