ミャンマー進出を担う若手育成支援:ジェトロ・AOTS「インターンシップ説明会」

2018/08/10 イベント
ミャンマーインターンシップ説明会 弥富氏の説明を聞く参加者

 日本貿易振興機構(ジェトロ)と海外産業人材育成協会(AOTS)は8月9日、東京都港区のジェトロ本部でミャンマー進出を検討している中小企業の若手・中堅社員向けインターンシップの参加者募集説明会を共同開催した。パートナー企業開拓や同国でビジネスネットワークを構築する機会を提供する同プログラムの募集要項をAOTS総合研究所ビジネス推進グループの弥富理佳氏が中小企業経営者らに説明した。

 同インターンシップは、企業の海外展開をこれから担っていく若手が、多くの気付きを得て能力向上に向けたモチベーションを高めていく実践的なプログラムで7月から参加者を募集している。約1カ月を要する既存プログラムと異なり、2週間の短期集中型とした。弥富氏は「中小企業は限られた人員で事業展開しているため、1カ月の長期では人材を派遣しにくく参加費も高いといった声を反映して短期行程とした」と説明。同協会も短期プログラムの構成は初めてという。

 今年10月中旬にAOTSの研修センター(東京都足立区)でインターンシップ活動計画案の作成方法などを学ぶ事前講習を実施。参加者の希望に応じて、1社最大3人をできる限り異なる部署へ配置するよう受入起業と調整する期間を経て渡航する。オリエンテーションや現地ならではのビジネスセミナー、公的機関・産業団体と意見交換する視察訪問などを実施したうえで、1週間のビジネスインターンを経験する。受入企業には主にITや建設分野の企業を想定している。期間は11月26日から12月7日まで。先着順で20人程度の応募を8月29日まで受け付ける。参加費は約40万円だが往復航空券、宿泊費、ビザ申請費などは自己負担となる。

 募集要項説明に先立ち、ジェトロ途上国ビジネス開発課の菊池芙美子氏が同国のビジネス概況を説明した。電力供給が不十分で自家発電設備をほぼ常用する必要があることや、鉄道もヤンゴンとマンダレー間約620キロメートルを結ぶ最重要幹線が約15時間(表定速度時速約40キロメートル)を要するなどインフラ事情は芳しくないが、ヤンゴン市街地から約23キロメートル東南に位置する同国初の経済特別区ティワラ工業団地には、国際的な標準を満たすビジネス環境が唯一整備されているとした。

中小企業ニュース編集部

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