こだわり商品展示会に出展支援:中小機構

2018/07/11 イベント
第15回こだわり商品展示会 NIPPON MONO ICHIコーナー おそろいのハッピを着て自慢の商品を説明する出展者

 中小機構は11日、農水産加工品卸の五味商店(千葉県我孫子市)が東京都千代田区の丸ビルホールで開催した「第15回こだわり商品展示会」に「NIPPON MONO ICHI」(ニッポン・モノ・イチ)コーナーを設け、中小企業10社の出展を支援した。

 NIPPON MONO ICHIは、国の施策である農商工連携、地域資源活用、新連携の3法認定事業者に対し、地域活性化パートナーとの連携による販売会や展示商談会の開催などを通し、認定事業者と市場とをつなぐ取り組み。同展示会には全国から108社が自慢の商品を出展し、百貨店やスーパー、商社のバイヤーらに試食を勧めながら商品の特徴をアピールした。

 明治10年創業の鮮魚商である泉源(徳島県牟岐町)は、ウツボやハモを原料とした本格だしを展示した。だしソムリエ認定講師で七代目女将に当たる和田智子取締役は「地元では妊婦さんや赤ちゃんを育てる母親の栄養源としてウツボは親しまれてきた。まだ価格も決めていないが、近く発売する予定だ」と、新規事業に期待を寄せた。

 本業が旅行代理店のエムトリップコーポレーション(福井市)は、万能調味料と謳う「ニンジャソース」を提案。若い時に国内とイタリアで料理修行を積んだ宇野雅博社長が開発した醤油ベースの商品で、オリーブオイルや酢、生クリームなどと混ぜるだけで、和食・洋食・中華・フレンチ・イタリアンに最適なソースに変身するという。佐々木麻衣・西日本エリアマネージャーは「これまでに年間2000本以上を販売しており、さらに販路を広げたい」と語った。

 冠婚葬祭施設を運営する静風(栃木県真岡市)は、地元産イチゴ「とちおとめ」をフリーズドライ加工した「恋するいちご」を展示。田辺幸夫支配人は「昨年6月に発売して年間1000万円以上の事業に育った。10月にはフリーズドライいちごを乗せたドーナツなど新製品も発売する」と話した。

 江戸時代に創業した信州の蔵元である仙醸(長野県伊那市)は、数年前から手がける甘酒をPRした。米・米麹・水だけでつくられる「本物の甘酒」で、伊東明営業・企画部統括部長は「特に白麹や発芽玄米を使った商品はほかになく、何件かは新規取引が決まった」と笑顔を見せた。

中小企業ニュース編集部

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