新規開拓で商談1400件:ビジネスマッチングwithかながわ8信金

2018/06/08 イベント
not set 製品説明に熱心な営業マン

 横浜、川崎、湘南など神奈川県内の8信用金庫は6月7日、横浜市中区の大さん橋ホールで「第6回ビジネスマッチングwithかながわ8信金」を開催した。製造、食品・物販関係のバイヤー369社と中小サプライヤー125社が参加し、新たなビジネスパートナーを求めて1400件の商談を展開した。

 会場に設けられた展示スペースでは、多くのサプライヤーが独自の製品・技術をPRした。ホビーロボットやラジコン商品のアサイ・エンジニアリング(横浜市磯子区)は、発注者のアイデアを聞くだけでロボットに製品化して動かす技術を説明した。簡単なスケッチを書き3Dデータを作成して立体化し、外観のデザインから内部の複雑な機構まで企画・設計、試作品製作から量産に至るまで包括的にコーディネートする。小型ダンスロボットや鳥獣被害対策ロボットなどで実績がある。中小機構のビジネスマッチングシステム「ジェグテック」の登録企業でもあり、商談会に参加することで事業を拡大してきたことから、浅井伸一代表取締役は「より多くのマッチング支援に期待している」と語った。

 電気工事業のサンエー(神奈川県横須賀市)は、スマホで住宅の電化製品を操作するIoT(モノのインターネット)システムを出展した。配電盤ボックスなどに設置したA3サイズの基板をエアコンや照明などと有線接続する仕組み。無線機器なら壁や天井などが障害になる隣の部屋や上下階からでも操作できる。コントローラーとなるスマホは専用のアプリケーションをダウンロードして使用する。温度センサーおよびカメラとのセット販売。スマホのタッチパネルに表示される映像や各種のマークで状況を確認できるため、特にリモコン操作が苦手な高齢者や体の不自由な人などを外から見守る効果が期待できる。東京本店営業第一課の佐々木恵美氏は「IoT住宅の普及に貢献したい」と話した。

 中山石材店(同厚木市)は、手のひらサイズのペット供養モニュメントを出展した。遺骨の一部を粉体にし、樹脂加工を施して成形する。破損しても粉体に戻して再成形できる特殊技術で特許も取得している。魂や安らぎなどをイメージした5種類のデザインで定型化したがオーダーメードも受け付ける。中山常夫代表取締役は「亡くなった後でも一緒にいられるという想いを形にした。ペットロス克服の一助になれば幸い」と話した。

 このマッチングイベントは中小機構関東本部、経済産業省関東経済産業局などが後援した。今回初めて千葉県および山梨県の信金と連携し、両県の地場企業も参加した。神奈川県よろず支援拠点も相談ブースを新たに設置し、参加企業の支援に努めた。黒岩祐治・神奈川県知事が挨拶した開会セレモニーには、占部治・中小機構関東本部長も参列した。

中小企業ニュース編集部

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