「試作市場」「微細・精密加工技術展」が開幕:66社が出展

2018/05/11 イベント
not set 試作・加工の「プロ」同士が集まった

 試作と加工に絞った専門展示会「試作市場2018」「微細・精密加工技術展2018」(主催・日刊工業新聞社)が10日、東京都大田区の大田区産業プラザPiOで開幕した。66社・機関が出展し、11日までの会期中に3500人の来場を見込んでいる。

 写真化学(京都市中京区)は国産初のセラミックス用3Dプリンターを提案した。光硬化性樹脂とセラミックス粉末を攪拌・脱泡した上で、造形、洗浄、焼成し、切削など他の加工法では不可能な3次元の複雑形状を実現する。プロダクトカンパニー社長の後藤吉良執行役員は「スポット径が10マイクロメートル、積層ピッチが5マイクロメートルと高精細な点が特徴。電気自動車や電子部品向けに売り込みたい」と語る。

 エムズコーポレーション(大阪府寝屋川市)は5軸加工機で加工したサンプル品を展示した。大阪のほか、千葉県船橋市と浜松市南区に製造拠点を持ち、「レスポンスの速さが当社の売りだ」と営業部の野中健司氏は話す。タイメック(岡山県総社市)も岡山の2工場のほか、神奈川県平塚市と福岡県久留米市に工場を持ち、特に自動車業界向けが強い。天野秀彦営業本部部長は「懸架、車体骨格、エンジン・トランスミッション周辺、シート周辺など幅広い部品を手がけ、品質・納期には自信がある」という。

 創和工業(茨城県日立市)は、透明素材で配管内部を観察できる可視化流体試験装置や可視化圧力容器などを展示する。「原子力発電所の安全対策研究関連などで引き合いは強まっている」と同社の藤本正毅氏。巧電社(東京都大田区)は、樹脂やアルミなどを精密加工した小型ギア部品などを提案。OA機器向けが主力で、宮丸勝也社長は「顧客の要望に応えるスピードと精度が強みだ」とアピールした。

中小企業ニュース編集部

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