「第1回AI・業務自動化展(春)」が開幕:併催展合わせ1700社が出展

2018/05/10 イベント
not set 今回から新設されたAI・業務自動化展

 国内最大級のIT展示会「2018 Japan IT Week春」(主催・リード エグジビション ジャパン)が9日、東京都江東区の東京ビッグサイトで開幕した。今回はAI(人工知能)製品やオフィスの定型業務を自動化するRPA(ロボティクス・プロセス・オートメーション)など、業務自動化ソリューションが一堂に出展される「AI・業務自動化展(春)」を新設したのが特徴。ソフトウェア&アプリ開発展やビッグデータ活用展など併催する12展示会と合わせて1700社が出展しており、11日までの会期中に9万人の来場を見込んでいる。

 新設展には中小企業も多数出展している。モーション(東京都文京区)は、人材を均等に振り向けるのが大変な上、従業員の不平・不満の元となる勤務シフトの最適化サービスを展示。データマイニング(統計解析)のノウハウを活用し、従業員のスキル、ポジション、休暇希望日などを入力するだけで、コストを最小化し、偏りの少ない勤務シフトを自動的に作成する。前田聡取締役は「タクシー配車最適化システムの実験などで培った技術を生かし、拡販したい」と意気込む。

 ソリューション・アンド・テクノロジー(東京都千代田区)は、人事・総務・経理業務を効率化するサービスを提供する。従業員の就業状況を自動でグラフ化したり、経費精算をAIでアシストしたりするなど豊富なラインアップを用意。飯野泰史取締役は「数年後の株式上場を目指したい」と語る。

 BizteX(東京都港区)は、クラウド方式により低価格でRPAを提供するサービスを展示した。プログラミングなど専門知識がなくても構築でき、「11月の発売以降、約30件の納入実績を持つ」(同社の忽那さゆりさん)という。

 ユニメディア(東京都千代田区)は、申込書や注文書、アンケート用紙など紙の帳票のデータ化に特化した自動データ化サービスを紹介。AIによる文字認識だけでなく、クラウドソーシングによる人力入力を併用することで、精度の高いデータ化を実現する。同社の金田慧氏は「12月のサービス開始依頼、30社弱の受注をいただいた」と話す。
 
 このほか、企業の情報システムや経営者、総務、人事、マーケティング、開発の責任者らが多数来場し、出展企業と活発に商談した。

中小企業ニュース編集部

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