健康経営の重要性を説明:中小機構「虎ノ門セミナー」

2018/04/13 イベント
not set 満席の会場で講演する西川・経産省ヘルスケア産業課長

 中小機構は4月12日、東京都港区の同機構会議室で平成30年度第1回目の中小企業大学校・虎ノ門セミナーを開いた。「健康経営とヘルスケア産業施策の推進」をテーマに、経済産業省の西川和見ヘルスケア産業課長が健康経営や健康投資の重要性を説明した。集まった中小企業経営者ら約90人は熱心に聴講し、質疑応答も活発に行われた。

 西川氏はまず、前段として「超高齢社会は決して悪い社会ではなく、人類の理想だ」と強調し、「生涯現役社会」に向けて、いかに健康寿命を延ばして平均寿命との差を小さくするかが重要と指摘した。そのためには「65歳までの現役世代のうちに健康に投資することが有効で、企業の役割は大きい」と述べた。

 そのうえで、企業が従業員の健康増進に取り組むことは、組織の活性化や生産性向上、優秀な人材の獲得・定着につながり、「結果的に業績向上や企業価値向上に結びつく」と指摘した。また健康経営に取り組む優良な企業を顕彰する「健康経営銘柄」の選定や「健康経営優良法人」の認定制度を紹介。地方自治体や地域金融機関などは同認定企業に優遇措置を設けている事例も紹介し、集まった中小企業関係者に参加を呼びかけた。
 
 さらに健康経営を推進する企業について「40~50代男性のメタボ対策より、女性特有の健康問題対策に高い関心を持っている」と話し、女性の健康課題に対する認知度向上や相談窓口の設置、働きやすい環境を整備することが、生産性や企業業績向上に結びつくと強調した。

中小企業ニュース編集部

関連記事

最新ニュース/記事一覧

back to top