中小・小規模事業者のIT活用術を指南:中小機構が虎ノ門セミナー開催

2018/03/30 イベント
not set IT活用や他社との連携で「身の丈を超えた挑戦を…」と呼びかける森戸氏

 中小機構は28日、東京・虎ノ門の中小機構本部で中小企業大学校・虎ノ門セミナー「小規模事業者でも活用できるITはこれだ!~中小企業の経営体質を改善し、生産性を上げるIT活用術」を開催した。ナレッジネットワーク(東京)の森戸裕一社長が講師を務め、社会が大きく変革している中、中小・小規模事業者は自らの身の丈を超えたことに挑戦すべきだ、と檄を飛ばした。中小企業経営者、小規模事業者ら110人余りが講師の話に耳を傾けた。

 森戸社長はスマートフォン、IoT(モノのインターネット)、AI、フィンテック、クラウドコンピューティングをはじめとするITの普及や、クラウドファンディング、クラウドソーシングといった新たな社会システムの台頭、さらに少子高齢化の進捗、人手不足の常態化など、世の中が一大変革の渦中にあると指摘。その上で「中小・小規模のみなさんにとってITを活用しない選択肢はあり得ない。IT業者をはじめとする他社との連携により、第2創業を果たす絶好のタイミングが訪れている」と好機到来を語った。

 続けて、第2創業あるいは本業の見直しを進める際、中小・小規模事業者にはどこともつながれるユーティリティー性があるので、その利点を最大限生かすべきだとして「身の丈に合ったことを目指すのではなく、外との組み合わせでパワーアップし、身の丈を超えた事業にチャレンジしていただきたい」と呼びかけた。

 そのほか「スマホ、クラウド、AIを、常に頭の中に入れておくことが大切だ」「地方は宝の山。例えば、北海道や九州にはまだまだ多くのチャンスが残っている」「ボーダレスの今、海外に目を向けることが欠かせない」などと助言。「今の時代、『常識がない』というのはほめ言葉。伸びている若手ベンチャー社長の強みがそれ」と“常識はずれ”の重要性も強調した。

中小企業ニュース編集部

関連記事

最新ニュース/記事一覧

back to top