在京外国人記者に山陰山陽の伝統技術披露:中小機構中国・中国経産局

2018/03/09 イベント
not set 手水も合いの手もない「4人づき」

 中小機構中国本部と経済産業省中国経済産業局は3月8日、東京・有楽町の日本外国特派員協会ホールで、中国地域の伝統技術を受け継ぎながら新しい形を打ち出している「ふるさと名物」の魅力を世界に発信するイベント「伝統の新しいかたち『ReBorn山陰山陽~木の道・鉄の道・技の道~』」を開催した。海外展開やインバウンド観光を推進しようと、中国地方の地域資源活用認定事業者18社が約100人の在京海外報道関係者に試食の提供や実演を通じて古来の技を紹介した。

3.9中小機構中国「伝統の新しい形」② ReBorn山陰山陽プロジェクトチームの代表を務める神門通りおもてなし協同組合(島根県出雲市)の田邊達也理事長が「多数ある伝統の新しい形を山陰山陽で体験してほしい」と来訪を求めた開会挨拶に続いて、広島県廿日市市を発祥とするけん玉のパフォーマンス、岡山県新庄村に伝わる餅つき「4人づき」を披露。中小機構中国本部の村松清孝本部長、経済産業省中国経済産業局の波留静哉局長らが鏡開きと乾杯で開会を彩るなど、イベントはステージに見入る外国人記者らで冒頭から賑わった。

 ようび(岡山県西粟倉村)は、ヒノキの家具を展示した。ヒノキを使うことで間伐促進につながることから、大島正幸代表取締役は「サステナブルなものづくりに関心のある環境保全事業者に高評価を得ている。家具を作ったら森がきれいになる未来も創りたい」と抱負を語った。白く軽く香り高いヒノキは、和室の生活に興味のある外国人にも好評だという。

 イワタ木工(広島県廿日市市)は、パフォーマンスで会場を沸かせたけん玉を出展。光沢のある塗装や滑らかな曲線が特徴だ。岩田知真代表取締役は、玩具を超えた「遊べるオブジェとして販促している。高い精度で美しく仕上げ、新しい時代につなげていきたい」と独自の木工技術をPRした。

 地域に江戸時代から伝わるゴマ豆腐の腕を振るったのは、とやま旅館(鳥取県大山町)。5代目の兠山真宏氏は、ゴマとクズと水だけで2日間かけて作る伝統製法を守りながらも「現代のテイストに合うようにアレンジしている。まず堪能してほしい」と文化交流に期待していた。

中小企業ニュース編集部

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