高い技術と創造性が自慢、第4回町工場見本市を開催:東京都葛飾区など

2018/02/10 イベント
not set マスク用極細輪ゴム「くもの糸」と平井社長

 東京都葛飾区と東京商工会議所葛飾支部は2月8日~9日、東京都千代田区の東京国際フォーラムで第4回町工場見本市を開いた。同区内および近隣地域の中小製造業者が下町工場の技術を駆使して製作した創造性にあふれた商品を紹介するイベントだ。今回は他業種から67の企業・団体が参加して、バイヤーをはじめとした来場者に自慢の品をアピールした。

 太さ0・2㎜のシリコンゴム「かつしか極細輪ゴム」を展示していたのは精工パッキング(東京都葛飾区)。一般的な輪ゴムの太さは平均約1㎜で、世界最小の太さという。同社はゴムや樹脂などを型抜き加工する町工場で、製品はエアコンなど家電の内部部品などに使われているが、「一般消費者向けの製品も作りたい」(平井秀明社長)と試行錯誤の末、極細輪ゴムの打ち出しに成功した。打ち抜きで高い技術を持つ同社ならではの製品だ。軽く細いのでマスクの耳かけや傷口に当てたガーゼを止めるのに使えば、痛さを感じずに長時間使えるという。

 腰補助用のウェアラブル型ロボット「マッスルスーツ」はイノフィス(東京都新宿区)が開発した。東京理科大発の大学ベンチャーで、リュックサックのような外観で、内部に空気圧式の人工筋肉がセットされており重い荷物の上げ下ろし作業を補助する。介護施設や工場、農業の現場などで重宝しそうだ。

町工場マッスル

 会場のオープンシアターでは識者による特別講演や出展者のプレゼンテーション、葛飾発事業の将来を展望するパネルディスカッションも実施された。

中小企業ニュース編集部

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