経済産業大臣賞にミライロ:JVA2018表彰式

2018/02/05 イベント
not set 西銘経産省副大臣から表彰状を受け取るミライロの垣内社長

 中小機構が創業支援・起業促進の一環として実施する起業家表彰制度「Japan Venture Awards(JVA)2018」の表彰式が5日、東京都港区の虎ノ門ヒルズで開かれた。17回目となる今回の応募者数177人からベンチャー企業部門9社、ベンチャーキャピタリスト2社がノミネートされ、大賞となる経済産業大臣賞にはミライロ(大阪府)が輝いた。

 同社は2010年の創業で、障害者に優しい施設設計コンサルティング、お店情報、歩行ルートなどの情報共有アプリの開発、運用を手掛けている。垣内俊哉代表取締役社長は「受賞でき嬉しく、光栄に思う。これをばねに当社が開発したバリアフリー向けのコンテンツ、ビジネスモデルを世界に向け発信していきたい」と喜びを語った。

 プレゼンターを務めた西銘恒三郎経済産業副大臣は「応募者のレベルが上がり選定が難しくなっていると聞き、喜ばしく思っている。政府は創業率を欧米並みの10%台を目指し、全国津々浦々に届く支援を実施してきた。28年度の創業率は過去20年間で最高となる5・6%となった。今後も創業への理解と関心を抱いてもらえるよう起業教育への取り組みなど機運を高めていく方針だ」と挨拶した。

 主催として中小機構の高田坦史理事長は「すべてのベンチャー企業の先駆者となり、わが国の未来を切り開いてくれることに期待する」とし、中小機構としてAI(人工知能)を活用した起業相談を3月から開始するほか、エンジェル投資家の育成などに力を入れていく方針を語った。

 審査委員長の長谷川博和・早稲田大学大学院ビジネススクール教授は「今回はあらゆるジャンルから応募があり、多角的に審査し決定した。ビジネスモデルを創り出すことがベンチャーで成功する要因ではない。気概と信念が不可欠だ。JVAが契機となり発展して欲しい」と講評した。

そのほかの受賞企業は次の通り(会社名・役職、所在地の順)

【中小企業長官賞】▽平田勝則=コネクテックジャパン代表取締役CEO(新潟県妙高市)
         ▽滝野一征=MUJIN CEO(東京都墨田区)

【中小機構理事長賞】▽辻紘一郎=ツーセル代表取締役社長(広島市)
          ▽福沢博志=光コム代表取締役社長(東京都千代田区)

【JVA審査委員長賞】▽久田康弘=Liquid代表取締役(東京都千代田区)

【特別賞】▽天沼聰=エアークローゼット代表取締役社長兼CEO(東京都港区)
     ▽森敬太=サンバイオ代表取締役社長(東京都中央区)
     ▽中村朱美=minitts代表取締役(京都市)

【ベンチャーキャピタリスト奨励賞】▽佐々木浩史=プライマルキャピタル代表パートナー 
                 ▽元木新=モバイル・インターネットキャピタルディレクター

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