【特集】「次代担うベンチャー」歯周病予防効果新たに確認:ハニック・ホワイトラボ(千葉大亥鼻イノベーションプラザ)

2018/01/23
この記事の内容 ・歯のコーティング剤を世界で初めて開発、虫歯予防効果も確認
・薬事効果の研究強化で第2創業
・新たに確認した歯周病予防効果を機に、知名度向上と社会貢献目指す
not set 「入居企業に研究意欲が刺激される」と浦井社長

 ハケでサッと塗るだけで、歯を白く美しくみせる―。「歯のコーティング剤」を世界で初めて開発・販売したのが、ハニックス(東京都千代田区)だ。歯科材料、歯科薬品などの販売を目的に、深山虎男氏が1947年に設立した個人商店を起源とする。64年に厚生省(当時)の許可を取得し、化粧品として発売して以来、着実に成長を遂げてきた。

 現在の代表取締役は、05年に就任した浦井薫子氏。創業した父・深山氏から引き継いだ。東京薬科大学を卒業して金融機関の診療所に薬剤師として勤務後、育児休業や調剤薬局勤めを経て、父の勧めで同社の取締役工場長兼研究開発部長に就いた。

 薬学専攻だけあって、研究者肌。人体に安全な商品であることの信頼性と口腔ケアの機運を高めようと、薬事効果の研究部門を強化するため12年にハニック・ホワイトラボを「第2創業」して、代表取締役を兼任している。

 「当社は開発指向の強い会社で、このスタンスは創業以来変わっていない。日本大学松戸歯学部と進めていた共同研究は、虫歯菌の増殖抑制効果が期待できる天然樹脂ロジンを配合した歯牙塗布用組成物として特許を取得し、結実している」

 昨年12月には、同社のコーティング剤に歯周病の予防効果があることを示す同大との共同研究結果を日本歯周病学会60周年記念京都大会で発表した。「当社のコーティング剤は、歯を白くする化粧品でありながら、虫歯と歯周病の両方の予防効果が期待できる世界でオンリーワンの口腔ケア商品」と研究開発の成果を誇る。

企業概要

ハニック・ホワイトラボ
代表取締役浦井薫子
本社所在地東京都千代田区一番町13-6-1505(℡03-3556-5710)
千葉工場千葉大亥鼻イノベーションプラザ内(℡043-202-7071)

設立2012年4月
資本金100万円
従業員数15人
業務内容口腔ケア商品、化粧品の研究開発と製造販売

中小企業ニュース編集部

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