“売れる商品”づくりを通年で支援:中小機構が新プロジェクト発進!

2018/01/15 特集
not set 支援先メーカー各社は、デザイン、流通のエキスパートらの意見を聞きながら“売れる商品”作りに取り組んだ

 中小機構は、国が新事業創出を目的に制定した3施策で認定を受けた中小企業を支援する「NIPPON MONO ICHI」を通し、モノづくり中小企業と二人三脚で“売れる商品”を作り上げ、展示会で成果を問うプロジェクトを開始した。

「NIPPON MONO ICHI」では、これまで展示会の出展支援に合わせ出展社と専門家、バイヤーなどをつなぎ、より良い商品にするためのアドバイスを行う「虎ノ門サポート会議(合同プレゼン商談・相談会)」を実施してきた。

 同会議は、すでに完成した商品へのアドバイスがメインであったが、今年度から新たに1年を通じて商品企画から製作段階のブラッシュアップを行う「通年型虎ノ門サポート会議」を主催し、昨年5月にスタート。その成果を問う場として、1月31日から2月3日まで東京・有明の東京ビッグサイトで開催される「ギフトショーLIFE&DESIGN」で支援企業の商品を披露する予定だ。

 初めての取り組みで重視したのは、原料から商品、サービスが消費者の手に届くまでの全プロセスを見据えたデザインを考えること。「デザインは商品化の1プロセスではなく、製造から販売まで全体の流れを考慮した経営戦略上の重要な要素」(経営支援部担当者)とのコンセプトの基で、1年をかけデザイン面から商品をブラッシュアップし、売れる商品を作り上げてきたとしている。

 これまでの流れは、昨年5月に中小機構の3地域本部が支援する6社と地域本部のアドバイザー、評価委員が集まり各社が目指す商品の方向性を定め、その後、商品ブラッシュアップを繰り返してきた。このほど各社の商品が完成しギフトショー内に設ける「NIPPON MONO ICHI」ブースで発表。その後、3月中旬にも展示会での反響などを精査し、必要があれば商品の修正を検討する。

 従来の展示会への出展支援だけでなく、さらに一歩踏み込んでエキスパートの力を借りながら商品、ブランドの精度を高める取り組みを行う。最後に消費者の評価を受け、完成度を高めるまでの一貫した支援を実施する。地域にある技術、商品を消費者ニーズに合致させることで、持続可能な「地域活性化」にも役立てることも目的としている。

 今回、中小機構が支援したモノづくり中小企業と出品商品は次の通り。
▽増田桐箱店(福岡県古賀市)=あぐら用椅子▽萩陶苑(山口県萩市)=陶土の色を生かした器▽博多商店(広島県廿日市市)=現代ニーズ合うサイズの杓子▽クラビズ(岡山県倉敷市)=上質な天然素材のはらぱん▽トーマ(奈良県大和高田市)=薄さと強度を両立させた家具▽旭紡績(大阪府泉南市)=高級ピマコットンを磨き上げた白タオル

中小企業ニュース編集部

関連記事

最新ニュース/記事一覧

back to top