成田空港で1月9日まで塩尻市の魅力発信:中小機構関東インバウンド支援

2017/12/27 イベント
not set タイのメディアにも同時放映された蒔絵の実演

 中小機構関東本部は12月26日から来年1月9日まで、長野県塩尻市および塩尻商工会議所と連携し、成田空港第1ターミナル中央ビル本館のプロモーションブースで同市の魅力を訪日観光客に発信している。同本部が、奈良井宿や漆器の町である木曽平沢をはじめとする観光資源およびワイン産地であることを説明する外国語のパンフレットやプロモーションビデオを制作し、同市の特産品や見どころを力強くPRした。

 漆器事業者が、日本の伝統工芸品として美しい模様や風合いが高い評価を得ている木曽漆器を訪日観光客に紹介する取り組みも併せて実施している。漆器は、外国人向けに茶器や重箱といった一般的なものを選りすぐった。

 初日の12月26日には、漆器に絵を描く「蒔絵」という技法を山加荻村漆器店(塩尻市木曽平沢)の伝統工芸師が実演した。実演風景は、タイのメディアに同時放映され、漆器でつくったスマホケースの購入希望や「蒔絵師の集中している様子が伝わって感動的だった」といったコメントが早くも寄せられた。ブースで足を止めたイタリア、トルコ、中国などからの観光客は、漆器に興味を持ったほか、同市がワインの産地であることを知るとワイナリーへの訪問ルートなどを質問していた。

 同本部は、ヒアリングも実施した。漆器の用途や歴史的な観光スポットで体験したいことなど、訪日観光客の関心を今後のインバウンド・海外展開商品のコンセプトに反映する。販路開拓部マーケティング支援課の打田覚志課長代理は「成田空港の会場で、海外メディアによる中継を実施した。海外や訪日観光客から、漆器や塩尻地域に対する複数の問い合わせがあり、効果が期待できそうだ」と語った。

 蒔絵の実演は、最終日の1月9日にも披露する。同本部は、今回のプロモーションに伴い、シンガポール国営放送の取材を誘致してPR番組を制作し支援を先行。今後も同市の産品や観光資源を活用したインバウンド・海外展開を引き続き支援していく。

中小企業ニュース編集部

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