ヤフー社員がネット広告最新事情を解説:中小機構が虎セミ開催

2017/12/22 イベント
not set 動画、インフィールド、ソーシャルなどネット広告の新方式が次々出ていると話す廣田氏

 中小機構は19日、東京・虎ノ門の中小機構本部で、中小企業大学校 虎ノ門セミナー「ウェブを活用した企業のマーケティング手法とその重要性」を開催した。ポータルサイト大手、ヤフーの2人の社員が講師を務めて、新方式が次々と開発され、めまぐるしく変化しているインターネット広告の最新事情を解説した。中小企業経営者ら約110人が講師の話に耳を傾けた。

 廣田一章ヤフー・マーケティングソリュージョンズカンパニー・マーケット開発マネージャーは、スマートフォンやネット通販の普及などインターネットを巡るトピックスをデータに基づき紹介した上で「ピンポイントで顧客にアプローチできるネット広告の進化が続いている。以前は、ウェブサイトの広告枠を一定期間買い取る純広告と、検索サイト上の検索連動型広告の2つだけだったのが、今は動画広告、コンテンツの間に表示するインフィード広告、SNS対応のソーシャル広告をはじめ多くの種類が出ている。どれが効果的か、広告出稿者にコンサルティングすることが我々の重要な仕事になっている」と変遷を説いた。

 廣田マネージャーは、ビッグデータの活用についても力説した。「検索、ショッピング、オークション、決済、金融と、全領域のデータを掛け合わせて活用できる世界唯一の“マルチビッグデータカンパニー”が当社。このビッグデータをマーケティングはもちろん、他の分野にも生かしてクライアントのニーズに、よりフィットする事業を進めていく」と、オールインワン型のヤフーの強みを強調し、目指す方向性を示した。

 ヤフー本部特命室兼百度推進の福留進介氏は「日本における中国市場」のテーマで講演した。福留氏は、中国国内の空港での顔認証や、レジレス化スーパー、キャッシュレス観光エリアなどを挙げて「中国は日本以上のIT大国になっている」と説明し「広告市場を見ると、インターネット広告がテレビ広告の3倍、全体の68%を占める」と中国のインターネットの普及浸透ぶりに言及。また、ヤフーが提携している百度(バイドゥ)について「検索の90%近くが百度検索。圧倒的なメディアパワーを誇る」として、百度への広告出稿が中国市場の開拓に直結すると、百度の活用を聴講者に促した。

中小企業ニュース編集部

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