IoT、AIの活用で新ビジネス創出を:関東経済産業局

2017/12/18 イベント
not set 第2部のパネルディスカッション

 経済産業省関東経済産業局は12月7日、東京都中央区のコングレスクエア日本橋で「IoT×AI(人工知能)×『システム×デザイン思考』で未来を切り拓く新ビジネス創出フォーラム」を開催した。話題のIoT(モノのインターネット)やAIをきちんと理解して事業にどう活かすかを考えるのがねらいで①識者による基調講演と事例紹介②パネルディスカッションの2部構成。企業や自治体の関係者など定員の300人を上回る参加者が4時間に及ぶ公開討論を熱心に受講した。
 同局の後藤収局長は「1回やればいいというものではないので継続的にやっていきたい。東京だけでなく場合によっては地方でもやりたい」と語った。

 第1部では松下電器(現パナソニック)やNTTドコモなど企業での経験をもとにAIの実用化やベンチャー企業の創出に向けて活動している国立研究開発法人産業総合研究所の人間・情報領域上席イノベーションコーディネータで人工知能研究センター連携推進チーム長の杉村領一氏がAIを基礎知識から講義。慶大大学院の白坂成功システムデザイン・マネジメント研究科教授はIoT やAIなどの先進技術を活かして新しい価値を生み出すための考え方について解説した。
 
 続いてクロスコンパス・インテリジェンス(東京都千代田区)の佐藤聡社長がAI活用ビジネスの事例を紹介。IT(情報技術)経営マガジン「COMPASS」の石原由美子編集長は中小企業へのIoT活用の必要性について説き「事業や生活のなかにある問題や課題を発見するには声に出したり書き出したりしてみるといい」とアドバイスした。
 
第2部では、第1部の講師が全員登壇。白坂氏を進行役に「IoT/AIを使った『今後のビジネス』を考えてみる」ことをテーマにパネルディスカッションを行った。白坂氏は「ある事柄に関する時系列のデータはものすごく価値がある」と強調。佐藤氏は「経営者の意識改革が重要だ」と表明し、杉村氏は「新しい情報を得るには英語が必要だ」と助言。石原氏は「一刻も早くデータ集めに着手してやりながら調整していくことだ」と総括した。

中小企業ニュース編集部

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