「まだ知らない東北」の物産展:中小機構がそごう横浜で開催中

2017/12/07 イベント
not set 東北の逸品がそろった特設会場

 岩手、宮城、福島の東北3県の物産を展示販売する「みちのく いいもん うまいもん」が6日からそごう横浜店(横浜市西区)で始まった。中小機構が東日本大震災からの復興を支援するため平成26年から行っている物産展で、今年で4年目。首都圏では11月に開催した西武池袋本店に続く2回目の開催で、今回は各県14店舗・計42店舗が自慢の製品を並べて「まだ知らない東北」を首都圏の人たちに紹介している。会期は11日まで。
 
 東北の山菜や漬物を販売しているのはいたおろし(仙台市)。店頭には「水の実」や「うど」「ぜんまい」などの山菜の塩漬けが並び、胡桃や赤唐辛子などの乾物もある。庄子友樹専務は「水抜きしてお浸しにしたり油いためしたり、酢の物やてんぷらもおいしい」と売り込みに懸命だ。首都圏への出店も中小機構のこのイベントへの出店も初めて。「首都圏のみなさんにも東北のおいしい山の味を知ってほしい」と話した。

 昔ながらのしょっぱい塩漬けの鮭「雪鮭漬」の試食を提供していたのは阿部鮮魚店(福島市)の3代目、阿部明憲さん。「漬けている時間は甘塩で2~3日。しょっぱい鮭は1カ月から3カ月、常温で塩水に漬けて寝かせる。生の普通の鮭よりも旨みがあると言われる」と話す。

 会津若松の伝統工芸「会津布」を使ったバッグや小物を販売しているのは白河産業(福島県白河市)だ。やさしい色合いの木綿布は丈夫で吸水・保湿性に富み、使えば使うほどしなやかになり、色落ちや色移りもほとんどない。小野寺薫専務は「約400年前から昔ながらの織り方を織元が守っている。織元が2軒しかないため作れる量も限られているから、供給量が限られている」と語る。

 会場内では、仙台の牛たんや福島の喜多方ラーメンのイートインコーナーのほか、枝豆の餡がかかった「ずんだ餅」、極太麺を使った「なみえ焼きそば」などご当地グルメの実演販売もあり、来場者は舌鼓を打っていた。

中小企業ニュース編集部

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