サイエンスをインダストリーへ繋ぐ:千葉大亥鼻イノベーションプラザ「10周年フォーラム」開催

2017/11/09 イベント
not set 「学問の究極の目的は人類に役立つこと」と講演する齋藤・千葉大名誉教授

 中小機構関東本部が運営するインキュベーション施設、千葉大亥鼻イノベーションプラザは8日、千葉市の三井ガーデンホテルで開設10周年フォーラムを開催した。「サイエンスをインダストリーへ繋ぐ」をテーマに同施設の役割と今後を展望。定員を大幅に上回る140人が参加した。

 冒頭、関東本部の佐藤勉本部長は、施設開設までの経緯と入居率100%を維持し10年間で25社が創業した成果を説明。「今後も中小機構の支援メニューを通し大学発ベンチャー企業の育成を支援し、地域振興に貢献していく」と挨拶した。千葉県商工労働部の吉田和彦部長は「少子高齢問題などへの対応は、地域に根差す取り組みが不可欠だ。その意味から同施設の重要性は増す。産官学の連携を強化する」と語った。その後、千葉市の熊谷俊人市長、千葉大学の関実理事が挨拶した。

 基調講演は千葉大学の齋藤康名誉教授が「学問が社会の中へ イノベーションプラザ」と題し、研究は学問・大学のためだけではなく社会で生かすことが必要であり「学問の究極の目的は人類に役立つこと」だと強調した。大学の研究と社会を融合させるプロセスのひとつとして千葉大亥鼻イノベーションプラザを位置づけられることなどを話した。続いて、井上安チーフインキュベーションマネージャーが10周年の活動を報告。入居企業2社が事業化の取り組みを発表した。

 同施設は、千葉大学医学部、薬学部、看護学部、付属病院などが集まる亥鼻キャンパス内に立地している。この環境を最大限に活用した事業創出に向けた大学発ベンチャー企業の育成・支援を行っている。

中小企業ニュース編集部

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