【特集】「新たな時代に向けて」IoTで北海道経済に貢献:エコモット(札幌市)

2017/11/07 特集
この記事の内容 ・エコモットはIoT技術で北海道の経済発展と社会貢献に尽力しているベンチャー企業
・50年後に開拓史200年を迎える北海道のあるべき姿を構想
・IoTソリューションで構想とロマンの実現を目指す
not set 「IoTで北海道経済を活性化する」と入澤社長

 エコモット(札幌市中央区)は、IoT(モノのインターネット)ソリューションで、人が安心して暮らしてける社会の実現に尽力しているベンチャー企業。中小機構の窓口相談、中小企業大学校、ジェグテックの利用企業であり、同機構が出資したファンドの投資を受けて札幌証券取引所の道産中小企業育成市場「アンビシャス」にも上場した。入澤拓也代表取締役は、北海道の経済発展と社会に貢献するため、開拓の歴史が200年を迎える約50年後を見据えた大きなビジョンを描いていた。

 北海道では「食」「観光」「教育」が強化ポイントだと語る。ワインや焼酎など農産物からつくる加工品に付加価値をつけて売り上げを伸ばし、VR(仮想現実)技術を駆使して季節を問わず旬の映像を演出しインバウンドを増やす。教育分野では研究機関を招致して、優秀な人材を呼び込むなどビジョンは多岐にわたる。

 「北海道の歴史が札幌農学校に始まっている。外国から講師を招き、農業で北海道を開拓してきた。外部の血を再び入れるなどして、新たな産業を興す知恵を生み出したい」と語る入澤氏からは、地元経済建て直しへの熱意が伝わる。

 27歳で起業し、37歳になった今年6月に上場した。起業と成長には時流を読み解く力が求められるという。

 「京都議定書を機に環境意識が高まり、地球温暖化対策をテーマとする北海道洞爺湖サミットがあった。創業したのはIoTがユビキタスと呼ばれていた、そのころ。ほどなくリーマンショックの影響で灯油価格が上がり、既設のロードヒーティングが使えないケースが急増した。降雪センサーの適正制御によって経費削減効果が生まれる当社のIoTロードヒーティングシステム『ゆりもっと』の需要に火が付いた」

企業概要&社長プロフィール

エコモット
代表取締役CEO入澤拓也氏
本社北海道札幌市中央区北1条東2-5-2(札幌泉第1ビル1階)
設立2007年2月
従業員数70人
事業内容IoTインテグレーション事業

社長プロフィール
入澤拓也氏(いりさわ・たくや)
米ワシントン州HighlineCommunityCollege卒
小樽商科大学大学院商学研究科アントレプレナーシップ専攻修了
2002年 クリプトン・フューチャー・メディア入社
      携帯電話のコンテンツの企画・開発に従事
2007年2月 エコモット設立 代表取締役に就任
2017年6月 札幌証券取引所アンビシャス市場に上場

中小企業ニュース編集部

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