最新の中小企業施策を説明:1日中小企業庁in徳島を開催

2017/10/17 イベント
not set 事業承継を中心にした最新の中小企業施策を説明する安藤・中企庁長官

 中小企業振興を担う経済産業省の施策責任者が各地を訪問し、最新施策の説明と中小企業者との意見交換、交流を図る「1日中小企業庁in徳島」が12日、徳島市のアスティとくしまで開かれた。安藤久佳・中企庁長官による施策紹介や特別講演、県内4事業者による意見交換会のほか、別会場で弁護士などによる相談室も設けられるなど、多彩な内容が凝縮された1日となった。

 冒頭、安藤長官は「施策を説明するとともに、地域ごとに異なる中小企業者、小規模事業者の皆さんの悩みや要望を直接聞く貴重な場だ。こうした取り組みを通し、分かりやすく使い勝手の良い施策、制度を講じる必要性を強く感じる」と挨拶。続いて、飯泉嘉門・徳島県知事が「日本が抱える少子高齢化、人口減少、過疎化など、どれをとっても徳島県は課題先進県だ。このピンチは飛躍への絶好のチャンスとし、全てを乗り越え、課題解決先進県としてジャパン・スタンダードを目指す。小規模事業者への支援もより強化していく」と語った。

 その後、安藤・中企庁長官が中小企業の施策を紹介。「中小企業の事業承継の集中支援について」と題し、今後10年を限定の集中期間と位置づけ、事業承継、再編、統合を推進するため、経営者の早期の気づき促進から後継者とのマッチング、事業承継、第二創業までシームレスな支援を行う具体的な施策を説明した。「古くて新しい問題だが、今後10年間は深刻度が格段に違う。危機感をもって望む」ことを強調した。

 中小企業との意見交換会は、「とくしま経済飛躍サミット」と題し、県内4企業のトップが現状の事業と今後の課題について発表し、県側から支援策などが説明された。「1日中小企業庁in徳島」は、徳島県、経済産業省中小企業庁、四国経済産業局が主催。中小機構四国本部が共催した。

 また、中小機構四国本部などが主催した特別講演では、AI(人工知能)プログラマーの山本一成氏が、プロ棋士に勝った将棋ソフトの開発を通し、AIで変わる世界を不安視するのではなく、変化の時代こそチャンスがあるとの考え方を語った。

中小企業ニュース編集部

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