東商が「勇気ある経営大賞」で建設業の丸高工業など5社を顕彰

2017/10/16 イベント
not set 壇上に並んだ「勇気ある経営大賞」受賞5社の経営者たち

 東京商工会議所は12日、東京・紀尾井町のホテルニューオータニで「勇気ある経営大賞」の顕彰式を開いた。熟練技の標準化により現場の人手不足を解消し、併せて工具・工法の開発で工事の消音・省塵化を実現した建設業の丸高工業(東京都品川区)をはじめ、各賞に輝いた5社を顕彰した。

 受賞5社は大賞の丸高工業のほか、ペットボトルのリサイクルで革新的な技術を開発・実用化した合成樹脂加工・販売の協栄産業(栃木県小山市)、新事業の創造と海外進出で、リーマンショックによる売り上げ半減の危機を乗り越えた機械メーカーの南武(横浜市)、高付加価値の医薬品パッケージ印刷で活路を開いた印刷業の協進印刷(東京都世田谷区)、欧州のマッシュルーム栽培技術を国内生産農家に導入するなどでマッシュルームの品質向上、市場拡大に貢献した専門商社のワキュウトレーディング(東京都町田市)。うち、協栄産業と南武が優秀賞を、協進印刷とワキュウトレーディングが特別賞をそれぞれ受賞した。

 顕彰式では伊東孝紳実行委員長(東商副会頭、本田技研取締役相談役)のあいさつ、伊丹敬之選考委員長(国際大学学長)の講評に続き、高木一昌丸高工業社長が「当社の標準化や消音・省塵化の取り組みを建設業界に広く普及させていきたい。将来はAI(人工知能)やIoT(モノのインターネット)と組み合わせて、性別、年齢を超えて作業できるようにもしたい」と今後の方向性を示し、受賞の弁とした。

 勇気ある経営大賞は、常識にとらわれずにイノベーションに果敢に挑戦する中小企業を毎年、公募・顕彰する制度で、今年が15回目。今回は155社の応募があり、1次~3次の選考会と実地調査、最終プレゼンテーション審査を経て各賞を決定した。大賞、優秀賞、特別賞の5社のほか、奨励賞として11社を選定している。

中小企業ニュース編集部

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