IoT時代のビジネスモデル考える:ビジネストがセミナー

2017/10/13 イベント
not set ビジネスモデルを解説する佐々木氏

 中小機構が中小企業大学校東京校(東京都東大和市)内で運営する起業支援拠点「BusiNest」(ビジネスト)は12日、東京・虎ノ門の同機構本部でセミナー「IoT時代のビジネスモデルを考えてみよう」を開催した。ブレイン・デザイン代表で、ビジネストが実施している短期集中型の起業家育成講座「アクセラレーターコース」でメンター(助言者)を務める佐々木雅志氏が、IoT(モノのインターネット)を利用した起業の考え方を解説した。

 佐々木氏はまず、IoTは製造業に限らないと指摘したうえで、米国の秤のIoT化とマイクロ醸造所を例に挙げた。秤で料理素材の重さを測り、それをネットに乗せるとレシピが送られてくるサービス。マイクロ醸造所は、世界の地ビール醸造レシピをネットでダウンロードして自分好みのビールを製造する仕組み。現在、100以上の醸造所がデータ提供しているという。

 これらの例などから、IoT時代に起業を考えるには、①モバイル端末②SNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)③ビッグデータ④センサー⑤位置情報―という5つの要素すべてを考えるべきだとした。

 ネットで世界中が常時つながっている現在では「暗黙の了解ができている世界になった」とし、こうした時代には「ベンチャー企業が破壊的変化を起こす可能性もある」と指摘。ただし、そのビジネスモデルはオープン・分散型で考え、出資者やパートナーとの関係を深める必要があると強調。「まずは行動を起こしてみること。そして全部、自分でやろうとしないこと」と、パートナーの重要性を訴えた。

 アクセラレーターコースは6カ月間で事業化を目指す講座。第4期となる今年度のテーマはIoTで、4回を予定しているセミナーは一般公開する。

中小企業ニュース編集部

関連記事

最新ニュース/記事一覧

back to top