【特集】「越境ECで攻める!」米中向け体制構築へ:まくらのキタムラ(愛知県北名古屋市)

2017/09/06 特集
この記事の内容 ・大正12年、生地販売で創業。シーツ、枕の生産へと事業を広げる
・低反発枕がブームとなりOEMで枕生産を本格化、その後、自社ブランドへの展開を開始
・4代目北村氏は、国内ECを開始。越境ECは市場性ある米中に向けた展開を積極化する
not set 「当社の枕で世界を眠らせたい」と語る北村社長(本社工場で)

 どのような人でも、人生の3分の1は寝ている。夜間の快適な睡眠は、昼間の快適な行動に比例し、気持ち良く寝ることは、人生を豊かにする。生きるために快眠ほど重要なことはない。この考え方で企画した枕を日本から世界中の人々に届けようとする事業を愛知県北名古屋市の老舗企業が始めた。

 「元気な『おはよう!』を創る」を経営理念とする「まくらのキタムラ」は、快眠と気持ちの良い目覚めの提供を目指し、機能的な枕を企画・製造・販売する枕専業メーカー。「海外15カ国以上で枕を見て来ましたが、クッション性を重視した枕が大半でした。当社が開発するような寝るためのツールという概念がない。そこに市場性が十分にあると感じています」と代表取締役社長の北村圭介氏(38)は、海外市場の有望さを語る。

 同社は1923(大12)年に名古屋市の繊維街で生地販売として創業。その後、寝具用カバーの製造を始め順調に事業を拡大したが、中国への生産シフトで生産量は激減する。「もう40年以上前で2代目の時代。そのころ枕の製造を始めシーツと両輪でしのぐ時期だったと聞いています。バブルの頃に低反発枕がブームとなり、枕を手がけていたことで大手寝具製造卸からOEM(相手先ブランドによる生産)の依頼を受け、枕の生産が本格化した」という。

企業概要

まくらのキタムラ
登記社名Kitamura Japan
代表取締役社長北村圭介氏
本社愛知県北名古屋市徳重小崎16―2(℡0568・23・0213)
設立2009(平成21)年3月
従業員数20人(パート含む)
事業内容枕・寝装品の企画・製造・販売

中小企業ニュース編集部

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