経産省がロボット振興に向けロボットSIer「スキル/プロセス標準」作成

2017/06/16 支援

 経済産業省は16日、ロボットを使用した機械システムの導入提案や設計・構築に携わる企業向けの「スキル標準」および「プロセス標準」を作成したと発表した。ロボットシステムインテグレータあるいはロボットSIer(エスアイアー)と呼ばれる企業にとっての欠かせない基準として普及浸透を図り、わが国ロボット産業の発展につなげていく。

 ロボットSIerスキル標準は、求められるスキル項目を抽出し、各項目について能力の高さに応じたレベルを設定し一覧形式にまとめている。機械、電気、制御といったロボットエンジニアリング系の能力だけでなく、生産技術や営業技術、組織体制など多面的な観点からロボットSIerとして備えるべき能力を規定した。これにより、当該企業のどの分野が優れ、どの能力が不足しているかが見える化され、採用、教育、他社との連携などに役立てられる。

 一方、ロボットSIerプロセス標準は、ロボットシステムを構築する際の工程管理手法となるもので、作業の見える化や顧客との確実な合意形成が図れ、構築プロセスの最適化につながるとしている。

 二つの標準は経産省および日本ロボット工業会が、ロボット革命イニシアティブ協議会における検討事項を取りまとめた。一連の資料は、ロボット活用に関するポータルサイト「ロボット活用ナビ」で公開。同サイトでは、引き続き、ロボットSIerの業務に活用できるような各種資料を順次公開していく。

中小企業ニュース編集部

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