私は資金調達をこうして成功させた:ベンチャー2社が秘訣を語る

2017/06/16 イベント
not set 教育事業を目指した事業が軌道に乗るまでの紆余曲折、資金調達での苦労などを熱く語る道村氏

 町田新産業創造センターと日本政策金融公庫(日本公庫)は15日、東京都町田市の同センターで「スタートアップ企業の資金調達成功の秘訣」をテーマにした創業応援セミナーを開催した。起業から3年を迎えたベンチャー企業2社の代表が、当初の失敗を乗り越えた経緯と資金調達を成功させるための考え方、手法などを熱く語った。

 最初に講演した教育事業を手がけるハグカム(東京都渋谷区)の道村弥生代表取締役は、勤務するインターネットサービス企業からスピンオフして2015年4月に教育事業を立ち上げることになった流れを説明。その後、親会社から追加出資に難色を示され会社を清算し、別会社を設立して資金調達に奔走したことを語った。

 「事業計画を見直し、精力的に投資家と会い事業概要を伝えた。新会社へ移行後に大手ネットサービス企業3社から出資が受けられた」とし、そこからネットによる英語教育ビジネスの新サービスをリリースするなど、継続性の高いビジネス展開ができるようになったと話した。

 次にクラウドファンディングで資金調達し、ハードルの高い映画業界で起業したTokyo New Cinemaの木ノ内輝代表取締役が、映画業界の現状と資金、経験、人脈ゼロで儲からないといわれる業界で事業を始め、国内外の映画祭で入選するまでになった状況を語った。「金融機関、投資家から相手にされない状態でクラウドファンディングに挑戦した」と話し、資金調達で成功するために必要な事項を詳しく説明した。

 その後、日本公庫多摩創業支援センター、同八王子支店の融資担当者などを交えたパネルディスカッション、終了後には創業を検討する参加者らとの個別相談会が行われた。

中小企業ニュース編集部

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