海外ビジネスプランの重要性を学ぶ:TKC全国会が経営者向けセミナー

2017/06/12 イベント
not set 海外進出のポイントについて講師の話を真剣に聞く参加者たち

 TKC全国会と中小機構は6月6日に大阪で8日に東京で、新市場をお求め海外進出を検討する中小企業に向けたセミナーを開催した。海外市場を目指す上で重要なビジョン、ビジネスプランの作成、財務、融資制度などについて専門家らが解説した。

 大阪市北区のAP大阪梅田茶屋町Aルームで開かれた大阪会場には、約80人の中小企業経営者や海外担当者が参加した。冒頭で挨拶したTKC全国会海外展開支援研究会の藤原均・副代表幹事が「当全国会の会員は約9000事務所。その顧客から海外進出の相談が増えているが単独で対応するのは無理がある。そこで研究会を立ち上げ、中小機構や金融機関などと業務提携し、海外進出に必要な情報提供を行っている」とセミナー開催の趣旨を説明した。

 最初に中小機構の国際化支援アドバイザーで辻国際経営事務所代表の辻聡司氏が「「海外展開を成功に導くビジネスプラン~まず中小企業経営者が確認すべきポイント~」をテーマに①海外事業を行う前の準備②ビジネスプランの重要性③精度の高いビジネスプラン作成のポイント-の3点を中心に講演した。事前準備として辻氏は「外国人向けチャネルやリソースの活用、外国人採用などは国内で対応でき、公的支援機関を最大限に利用すべき」と強調。海外ビジネスプラン作成では、F/S(事業化可能性調査)を実施することで成功確率を上げ、海外直接投資の経営判断につなげることができると話した。

 次に財務の見える化で海外ビジネスを成功させた事例としてTKC会員と顧客企業が紹介。日本政策金融公庫(日本公庫)大阪支店の担当者から、日本公庫の海外進出に関する支援メニューが説明された。東京会場は千代田区飯田橋の大和ハウス工業研修室で行われた。

中小企業ニュース編集部

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