【特集】「次代担うベンチャー」日本食+スキンケアでヒット:グッドヘルス(長崎市)

2017/05/24 特集
この記事の内容 ・ハンドクリーム、ボディローションなど次々投入
・独自商品が受け、楽天市場5部門で1位に
・米国、アジアなど海外向け販売も本格化
not set 「健康全般にアプローチしていく」と話す大嶋氏

 日本食とスキンケア―。通常なら相容れないものを結びつけて通販サイト1位のヒット商品を生み出したベンチャー企業がある。グッドヘルスだ。

 代表取締役で薬剤師の資格を持つ大嶋太郎氏は「日本食は身体にいいことが知られている。それを使ってスキンケア商品をつくれば本当にいいものができるのでは、と思っていた」と開発のきっかけを話す。

 最初に生まれたのがハンドクリーム。主な原料は、兵庫県丹波産の合鴨農法と呼ばれる無農薬でつくられた米ぬかエキスや、日本酒のうまみ成分として希少な「グリセリルグルコシド」、さらには柚子や黒大豆など日本食関連ばかり。塗った後もベトつかずにサラサラし、それでいながら保湿力が高い。「目指したのは感動の使用感」(大嶋氏)という自信作だ。

 「BEL VISO」(ベルビーゾ)のブランド名で2013年にインターネットの楽天市場で販売を開始したところ、翌年にはハンドクリーム部門だけでなく、ボディケア部門でもランキング1位となるヒット商品となった。現在ではアマゾン、ヤフー、自社サイトと販路を拡大している。

 曽祖父が明治35(1902)年に薬局を始めた家系のため、販売にあたっては「老舗薬局がつくった日本食スキンケア」をキャッチフレーズにした。ウェブの商品ページを専門デザイナーに頼み、戦略的に広告・宣伝する手法を取り入れたことも認知度を高めることに奏功した。

 大嶋氏は10年12月、グッドヘルスを創業した。当初は長崎市香焼町沖の伊王島でスパとマッサージ事業と、ハーブティーなどのオリジナル商品を販売。同島は11年に長崎市本土と結ぶ伊王島大橋が完成し、「やすらぎ伊王島」としてリゾート開発が進んだこともあり、事業は軌道に乗る。薬剤師として化学知識もあったことから、かねてから構想していたスキンケア商品の開発に乗り出した。

企業概要

グッドヘルス
代表取締役 大嶋太郎氏
所在地 長崎市出島町1-43 ながさき出島インキュベータ(℡095-895-8090)
資本金 1,000万円
設立 2010年12月
事業内容 スパ・マッサージ事業、オリジナル商品の企画開発・販売

中小企業ニュース編集部

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