マケドニア大使が中小機構で講演

2017/05/15 イベント
not set 中小企業支援にも意欲的なツヴェトコビッチ駐日大使

 マケドニア共和国のアンドリヤナ・ツヴェトコビッチ駐日特命全権大使がこのほど、東京・虎ノ門の中小機構本部で講演し、自国の魅力を積極的にアピール。日本企業に投資や進出を奨励した。日本の中小企業政策には、経営やものづくり技術、マーケティングなどのノウハウを学びたいとした上で、両国企業の連携を促すなど自国の中小企業支援にも意欲を見せた。

 ツヴェトコビッチ大使は、同国に投資する理由に地政学上の利点や経済特区、労働人口構造など10項目を挙げた。「マケドニアは欧州、中東、北アフリカの3つの商圏にアクセスしやすい。欧州には商品が陸上輸送で3日以内、空輸なら3時間で届く」と説明。経済特区の開発工業団地では、輸入原材料・建設資材に関税や付加価値税がかからないことや、進出後の10年間は法人税や個人所得税が免除されることを紹介した。

 人口の41・5%が30歳以下、2014年度のGDP成長率が実質3・9%で欧州第2位の成長国であり、世界銀行が世界190の国と地域のビジネスのしやすさをランク付けした「ビジネス環境の現状」の2017年版で10位(日本は34位)だったことなども背景事情に、同国への積極投資を促した。

 同国中小企業の主要産業には農業、食品、自動車部品に加えてIT関連を挙げた。「5年前に160社しかなかったIT企業が今では1600社。日本企業と連携している企業もある」と述べ、同産業の発展を強調した。中小企業振興策については「技術支援や27歳以下の従業員雇用時のインセンティブ付与、各種の経営セミナーなどで後押ししている」と語った。

中小企業ニュース編集部

関連記事

最新ニュース/記事一覧

back to top