【特集】「成長市場を取り込め」ベトナムの潜在市場開拓:プロシーズ(大阪府吹田市)

2017/05/02 特集
この記事の内容 ・ベトナム日系企業にeラーニングを提供
・国内では中小企業の掘り起こしに注力
・eラーニングの有用性を自社導入で実感
not set 自社スタジオでeラーニング・コンテンツ制作のデモをする花田氏

 「日本市場は縮小する。アジアに出て行かない手はない」。eラーニングをはじめとする教育・人材ビジネスで成長著しいプロシーズの花田隆典代表取締役は、今、アジア市場に目を向けている。

 同社では、ベトナムでeラーニング関連ビジネスを立ち上げている最中で、数年先には月額2000万円以上を売り上げる、との青写真を描いている。さらに、「10年後には国内と海外がとんとんになるまでもっていきたい」と、アジアを起点とする世界市場の開拓に拍車をかけていく。

 ベトナムでの事業化に先立ち、中国およびシンガポールへの進出を検討した経緯がある。しかし、中国では現地企業との合弁会社の設立がネックとなって計画は頓挫した。また、シンガポールは「金融法人などのヘッドクォーターが集積しているものの、われわれが手がける教育ビジネスのマーケットはなかった」(花田社長)ため、進出を見送った。

 次の一手をどうするか。攻めあぐねていた時、ひょんなきっかけから、中小機構の海外市場F/S(実現可能性調査)事業を知る。同事業は、環太平洋戦略的経済連携協定(TPP)加盟国のどこか1ヵ国が調査対象となる。花田社長は迷わずベトナムを選んだ。「たまたまベトナムに当社のオフショア開発の拠点があり、何より、伸び代たっぷりのこれからの国なのが大きな魅力に思えた」(同)ためだ。

 花田社長らは昨年8月に10日間ほどベトナムを訪れ、主要顧客と想定している現地日系企業のニーズなどを調査した。その結果、「eラーニング市場はまだ育っていない。しかし、社員研修をやっている会社、やりたい会社は非常に多くて、当社の事業に興味を持つパートナー候補企業もたくさんあることが分かった」(同)。

企業概要

プロシーズ
代表取締役 花田隆典氏
所在地 大阪府吹田市広芝町10-25(℡06-6190-6276

設立 2003(平成15)年6月
従業員数 60人
事業内容 eラーニング、システムインテグレーション、次世代人材事業など

企業HPはこちらから。

中小企業ニュース編集部

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