企業OBらに中小企業支援を働きかけ:関東経産局などがセミナー開催

2017/01/23 地域
not set 会社勤めの経験を生かして、その延長線上に新たな世界を創ることが大切だと話す鴫原氏

 経済産業省・関東経済産業局と東京都よろず支援拠点は20日、東京・京橋の信用金庫会館京橋別館で、新現役(企業OB)の人たちが中小企業支援業務に携わるのを後押しする「企業OB向けセミナー」を開催した。「シニアの力で日本を元気に!/あなたのノウハウを中小企業支援に活かしてみませんか?」の表題で、経産省が推進している「マネジメントメンター制度」について紹介。会場を訪れた約150人の企業OBらに同制度への登録を呼びかけ、新現役としての活躍を促した。

 セミナーでは、まず関口舞・関東経産局産業部中小企業課係長が同制度について「中小企業の課題解決の有効なツールとなり、やりがいのある仕事をしたい、現役時代に培った経験を生かしたいとの思いを持つ新現役の方々に応えるもの」と解説。これまでに、首都圏を中心に1500人以上が登録しており、毎年100人余りのペースで増加していると実状を説明した。

 富士通OBでマネジメントメンターとして活躍している鴫原正義氏は「新現役がスキル・ノウハウを活かすために必要なこと」のテーマで講演した。その中で「シニアの“元気の素”は、会社生活で培った経験を活かして、自分自身の新たな世界を創ること」と、生きがい・やりがいに触れたうえで、「自らのスキル・ノウハウや、知恵と知識は何かを自覚することが大切」「多様な人材を巻き込んで、いろいろなものとぶつかり合って、異分野のアイデアが衝突すると、新しいアイデアが生まれる」と実体験に基づく経験則を語った。

 そのほか、「新現役交流会と当金庫の役割」(神田昭雄・亀有信金事業支援部専任役)、「実務経験を活かした中小企業への支援に向けて~交流会参加申し込みから商談(交流会・2次面談)までのポイント」(武藤弘道・新現役アドバイザー)、「事業支援の具体的手法について~東京都よろず支援拠点のノウハウ」(金綱潤・東京都よろず支援拠点チーフコーディネーター)と、多彩な講演が行われた。

中小企業ニュース編集部

関連記事

最新ニュース/記事一覧

back to top