【特集】「よろず支援拠点の相談者」豆腐で第2の柱を確立へ:ねこのくら工房

2016/10/12
この記事の内容 ・昔ながらの自然製法で主力の「平家とうふ」は安定した地位を獲得
・だが、少子高齢化や食生活の変化などを見通し、第2の柱が必要に
・「食べる豆乳」を開発。よろず支援拠点の協力でPR活動、販路開拓し成長軌道へ
not set 出来立ての「平家とうふ」を手に「合掌造りの工場でつくられる〝世界遺産の豆腐〟とも言われている」と話す宮脇氏

「畑のソーセージ」「五筒山ギョーザ」「畑のテリーヌ」…。五筒山特産組合(ねこのくら工房)が手がける商品は、いずれも大豆由来のヘルシー食品だ。これら商品の販売促進を後押しして、さらに新商品「食べる豆乳」の企画・開発・商品化に深く関わったのが富山県よろず支援拠点である。現在、よろず支援拠点のスタッフとの二人三脚により、主力商品の豆腐と並ぶ〝第2の柱〟の確立を目指している。

 同工房が豆腐をはじめとする大豆加工食品の製造・販売に乗り出したのは今から11年前のこと。それまで取り組んでいた木工家具の製造が、海外との競争激化などから立ち行かなくなり、家具づくりから豆腐づくりへと大胆な業種転換を図った。「たまたま、一緒に働いていた仲間の実家が豆腐屋だったのが、きっかけになった」と宮脇廣代表理事は語る。

 地元・富山産の大豆と、天然にがりを使用。消泡剤は用いず、昔ながらの自然な製法にこだわる―。こうしたオーソドックスな豆腐づくりが、ヘルシー・ナチュラル志向の時流に合致して、主力商品の「平家とうふ」は着実に広まっていく。宮脇代表は「大手スーパーの豆腐売場で、金沢産と京都産、それにうちの3品目をピックアップした特設コーナーを設けた。しばらく経ったら金沢、京都はなくなっていて、うちの豆腐だけが残った」と、平家とうふの人気ぶりを示すエピソードを紹介する。

会社概要

農事組合法人五筒山特産組合(ねこのくら工房)
代表理事 宮脇廣氏
出資金 1,000万円
事業内容 豆腐、油揚げ、大豆加工食品の製造など
住所 富山県南砺市下梨2074
TEL 0763-66-26788

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