越境ECの知識とスキルを学ぶ―中小機構が勉強会開催

2016/05/31 イベント

 中小機構は、中小企業の越境EC(海外消費者向け電子商取引)マーケティング支援事業の一環として「越境EC勉強会」を主要10都市で開催する。それぞれ「基礎知識編」と「実行・計画策定編」の2回に分け、越境ECの初歩的な知識から運用に必要なノウハウまで、中小企業が包括的に学べるプログラム構成で中小企業の販路開拓を支援する。

 東京、大阪の2会場は全国に先駆け5月30日に開催。東京会場は当初予定していた100人を大幅に上回る370人の参加希望があり、会場を大手町のサンケイプラザに変更して対応した=写真。満席で熱気に溢れた会場で参加者たちは講師の話を熱心に聞き入っていた。

 冒頭、中小機構販路支援部の村井振一部長は「TPP(環太平洋パートナーシップ協定)など自由貿易が進展している。海外展開は追い風が吹き、中小企業にとって販路拡大の絶好の機会だ。越境ECは、海外消費者向けに低コストで販路を切り開けるツールとなる。この勉強会で知識、運用ノウハウを身に付けて欲しい」と挨拶した。

 東京会場の第1回勉強会は、越境ECのサイト構築などを中小企業向けに提供するジェイクラブの山田彰彦・共同創業者取締役が講師となり1)日本発越境ECの現状2)TPPの概要と越境ECへの影響3)対象国の経済、消費者、ECの現状4)海外で売れる商品の特徴5)越境ECで必要なステップと準備6)越境ECで失敗する事例、成功する事例―などについて講演した。

 中小機構は、参加者のうち希望者に対し専門家からメールなどによる個別アドバイスを行うほか、7月25日から東京、大阪、福岡で開催する越境EC関連サービス事業者とのマッチングイベント「越境ECフェス」でのマッチングもサポートする。第2回勉強会は、6月下旬から7月上旬にかけ開催される。

 また、越境ECへの展開を支援するため中小機構は、翻訳やサイト構築に関わる費用の一部を補助する。募集期間は第一期が6月中旬から7月末、第二期が9月中旬から10月末の予定。詳細は6月中旬に中小機構のホームページで告知する。

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